-8- ページ8
・・・・・
結局、剛が作った焼きそばは、勿体無かったから、ちゃんと食べた。
でも、だいぶ腹も膨れたし、このままサーフィンをしたら出てきそうだったから、しばらく休んだあと、散歩に出かけた。
この街に来て、もう6年。
大学がこの近くだったし、何よりも海が好きだったから、ここに住むことにした。
まあ、海の家で中居が働いていたのは、マジでビビったけど。
「…あれ。」
ずっと続く海を見ながら、堤防沿いを歩いていたら、うずくまっている人影が見える。
…大丈夫か?
「大丈夫ですか?」
走っていって、しゃがみこんでいる人に話しかけるけど、反応はない。
…つーか、この服。
「花園さん?」
『…っは……ぁ……』
苦しそうに、顔を上げる。
その人は、まぎれもなく花園さんだった。
「ちょ、大丈夫ですか?」
『…っは…っ…発作、だから…っ…』
「発作?…薬は?」
花園さんが、首を横に振る。
…ないって事か。
でも、この近くには病院がない。
あると言っても、山の上。
…とりあえず、中居に連絡するか。
背中をさすりながら、携帯を取り出して、中居正広を呼び出す。
一回のコールで出て、状況を説明すると、ガタガタっという物音と共に、すぐ行く。とだけ答え、電話は切れた。
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
恋々愛(プロフ) - 葉那さん» ありがとうございます(*´∀`*) ご満足いただけて嬉しいです(*´罒`*) (2017年5月20日 21時) (レス) id: a8915fc633 (このIDを非表示/違反報告)
葉那 - 最高です!!拓哉くんファンにはたまりません! (2017年5月20日 20時) (レス) id: 91df941bc6 (このIDを非表示/違反報告)
恋々愛(プロフ) - ひよりんさん» ありがとうございます(*^^*)じゃあ、オマケか何かで、軽く書いちゃいます(笑) (2016年2月14日 9時) (レス) id: 25f983b1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん - めちゃくちゃいい話ですね♪他のメンバーが主人公のことどう思ってたのか気になります!そんな感じのってかいたりできますか? (2016年2月13日 23時) (レス) id: b3af520361 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:恋々愛 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/smap1318lo1/
作成日時:2016年1月16日 20時