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最終話 ページ31

・・・・・






「…離さないよ?俺のもんになったら。」


花園「…うん。」


「覚悟、しろよ?笑」


花園「…覚悟してね?…拓哉、も。」






恥ずかしそうにそう言うから、もう抑えきれない。






そっと唇を重ねたら、ぎゅっと抱きついてきたから、何度も何度も重ねながら、Aを抱きしめた。






苦しそうに俺の胸を叩くから、ゆっくりと離す。






はっ…と艶っぽい吐息をついて、俺の胸におでこを押し当てた。






「…戻る?」


花園「…嫌だ。」


「うん、俺も戻りたくない笑」






そっと、Aが俺から離れる。






ぎゅっと手を握ると、俺の家に向かって歩き出した。






中居「おい、帰んなよ笑」


稲垣「あーあ、先越されちゃった。」


草「おめでとっ、木村君!!」


香取「良かったね!!」






階段の前に、どこからか現れた四人。






中居の横には、見慣れない女の人がいた。





花園「マユっ!!」


マユ「うちの人に負けないくらいカッコ良いじゃん。てか、Aの人の方がカッコ良いか笑」


中居「おい笑」


マユ「こっちに越す事にしたの。正広と一緒に住む事になって。」


「…おまっ、マジで?!」


中居「まーな。」






そっとAを見ると、Aもこっちを見てて。






ぐりぐりっと頭を撫でて、手を引っ張って、5人の所に並んだ。





草「今日はパーティーだ!!」


中居「え、俺、今日はマユと予約入ってるんだけど。」


マユ「ちょっ、バカ!!」


「俺んだって入ってるよ。俺らもパスー。」


花園「ちょっ、…もーーー。」







恥ずかしそうに、でも幸せそうに、俺を見て笑う。






…うん、俺が見たかったのは、この笑顔。






ちゅっと額にキスをする。





恥ずかしそうに笑って、繋いだ手に力を入れた。








・・・・・・







俺の部屋に、Aが越してきたのは、また少し後の話。






晴れて木村Aになったのは、そのもう少し先の話。

作者より、あとがき。→←-30-



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恋々愛(プロフ) - 葉那さん» ありがとうございます(*´∀`*) ご満足いただけて嬉しいです(*´罒`*) (2017年5月20日 21時) (レス) id: a8915fc633 (このIDを非表示/違反報告)
葉那 - 最高です!!拓哉くんファンにはたまりません! (2017年5月20日 20時) (レス) id: 91df941bc6 (このIDを非表示/違反報告)
恋々愛(プロフ) - ひよりんさん» ありがとうございます(*^^*)じゃあ、オマケか何かで、軽く書いちゃいます(笑) (2016年2月14日 9時) (レス) id: 25f983b1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん - めちゃくちゃいい話ですね♪他のメンバーが主人公のことどう思ってたのか気になります!そんな感じのってかいたりできますか? (2016年2月13日 23時) (レス) id: b3af520361 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋々愛 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/smap1318lo1/  
作成日時:2016年1月16日 20時

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