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成海「…A、行くぞ。」






成海が声をかけても、花園さんは、更に抱きついてくるだけ。






少し、抱きしめる力を強くすると、成海をまっすぐ見た。






「俺がもらいますから、花園さんは。」


成海「お前が言える事じゃねーだろ。」


「少なくとも、お前よりかは花園さんの事、幸せにできる。」


成海「あ?」







これ以上、俺が言っても、多分無駄。






ポンポン、と背中を叩くと、そっと俺から離れて、俺の後ろから、成海を見た。





花園「…助けていただいた事は、感謝してます。その後、たくさん支えていただいた事も。…でも、もうそれ以上の気持ちはないです。…ごめんなさい。」


成海「お前、自分がなに言ってんのかわかってんの?笑」


花園「そういうあなたも、バレてないって言ったら大嘘ですよ。」


成海「A、」


花園「…カナさんと、お幸せに。…行きましょう、木村さん。」





くいっと俺の袖を引っ張る。





もう一度、成海を見ると、ちっと舌打ちをして、俺を見た。





成海「やっぱり、正広の友達はろくな奴いねーな笑 まあ、あいつもあいつで、あんな地味な海の家経営するバカだけどな。」


「…おい、ちょっと待て。」





そのまま去っていこうとする成海を、思わず引き留める。





あ?と振り向いた成海を、思いっきり睨み付けた。

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恋々愛(プロフ) - 葉那さん» ありがとうございます(*´∀`*) ご満足いただけて嬉しいです(*´罒`*) (2017年5月20日 21時) (レス) id: a8915fc633 (このIDを非表示/違反報告)
葉那 - 最高です!!拓哉くんファンにはたまりません! (2017年5月20日 20時) (レス) id: 91df941bc6 (このIDを非表示/違反報告)
恋々愛(プロフ) - ひよりんさん» ありがとうございます(*^^*)じゃあ、オマケか何かで、軽く書いちゃいます(笑) (2016年2月14日 9時) (レス) id: 25f983b1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん - めちゃくちゃいい話ですね♪他のメンバーが主人公のことどう思ってたのか気になります!そんな感じのってかいたりできますか? (2016年2月13日 23時) (レス) id: b3af520361 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋々愛 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/smap1318lo1/  
作成日時:2016年1月16日 20時

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