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花園「…私、彼氏がいるんです。」
「…アイツに聞きました。」
花園「まだ、ちゃんと踏ん切りをつけてないんで、まだなんとも言えないんですけど…私、…」
『A?なにやってんの?』
花園さんの顔がこわばる。
そっと振り返ると、アイツがいた。
花園「…成海さん…」
成海って言うんだ。
俺は、気楽にそう思ってるけど、花園さんはそうじゃないらしい。
身を縮こめながら、俺の陰に隠れた。
成海「なんで隠れんの?そんなやましい事してたの?」
俺の後ろに回ってくるけど、花園さんは俺の前に移動して、必死にコイツから逃げてる。
…仕方ねぇなあ。
ぐっと抱き寄せて、成海っていう最低な彼氏から遠ざけた。
成海「ふうん、そういう関係なんだ。」
「俺がただ好きなだけですけど?」
成海「また、言い訳が下手っすね笑」
「あまりにも、花園さんがかわいそうだったんで。奪っちゃおうと思って。」
成海「…あ?」
「カナさん、ですっけ。その人の方がいいんでしょう?じゃあ、もらってもアナタが言える事はないと思いますけど。」
成海「…お前、何言ってんの?」
ぎゅっと花園さんが抱きついてくる。
それを見て、怖い顔をしていた成海が、更に怖くなった。
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恋々愛(プロフ) - 葉那さん» ありがとうございます(*´∀`*) ご満足いただけて嬉しいです(*´罒`*) (2017年5月20日 21時) (レス) id: a8915fc633 (このIDを非表示/違反報告)
葉那 - 最高です!!拓哉くんファンにはたまりません! (2017年5月20日 20時) (レス) id: 91df941bc6 (このIDを非表示/違反報告)
恋々愛(プロフ) - ひよりんさん» ありがとうございます(*^^*)じゃあ、オマケか何かで、軽く書いちゃいます(笑) (2016年2月14日 9時) (レス) id: 25f983b1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん - めちゃくちゃいい話ですね♪他のメンバーが主人公のことどう思ってたのか気になります!そんな感じのってかいたりできますか? (2016年2月13日 23時) (レス) id: b3af520361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋々愛 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/smap1318lo1/
作成日時:2016年1月16日 20時