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「…子供っすね。」
「うっせぇ。」
「怒んないでくださいよー笑」
次の日の仕事、昼休憩の時間。
高校からの後輩で、会社で部署も同じ亀梨にぽろっと言ったら、思いっきりバカにされた。
亀梨「いや、いいんじゃないっすか?笑 たまには笑」
「どういう意味だよ。」
亀梨「木村さんも、そういうところ純粋っすよね〜笑」
「バカにすんなっつーの。」
亀梨「してませんから笑 言えばいいのに、俺が貰うって。」
「言えるわけねーだろ。んなこと。」
亀梨「そのくらい言わないと、自分の手に入りませんよ。」
ばっちりウインクして、自分の彼女に作ってもらったらしい弁当を、美味そうにほおばる。
いいよな、亀梨はそんな相手がいて。
…連絡先すら知らねーよ。
亀梨「明日、土曜日じゃないですか。海行くんすよね?」
「そりゃあね。」
亀梨「ついでに中居さんに聞けばいいんすよ。彼女じゃないなら、俺狙いたいから連絡先教えてって。」
「んなこと、誰がアイツに言うか。」
亀梨「え、恋バナしないんすか?笑」
「…そんな関係じゃねーよ。」
亀梨「めっちゃ仲良いのに。以外っすね。」
ごちそうさま、と手を合わせ、席を立つ。
…彼女じゃないなら、狙えばいい。か。
そもそも、俺には釣り合わねーと思うんだよな。
俺よりも背が高くて、体もしっかりしてて、スタイル抜群の、≪the☆頼りになる男≫
何歳だか知んねーけど、たぶん年上だろうな。
んで、同じくサーファーで、周りの女子からキャーキャー言われるような奴。
そんな奴が、きっとあの人に釣り合うような彼氏。
サーフィンもたいして上手くねーし、キャーキャーも言われねーし、ちょっと背が高いってくらいだし。
「…あーーーーーっ!!!」
亀梨「何、発狂してるんすか笑」
「もー、誰だよソイツ!!」
亀梨「知らないっすよ笑」
キャラ崩壊してる。って亀梨が笑って、はい。と缶コーヒーを渡してくれる。
ありがたくもらって、乾いた喉に流し込んだ。
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恋々愛(プロフ) - 葉那さん» ありがとうございます(*´∀`*) ご満足いただけて嬉しいです(*´罒`*) (2017年5月20日 21時) (レス) id: a8915fc633 (このIDを非表示/違反報告)
葉那 - 最高です!!拓哉くんファンにはたまりません! (2017年5月20日 20時) (レス) id: 91df941bc6 (このIDを非表示/違反報告)
恋々愛(プロフ) - ひよりんさん» ありがとうございます(*^^*)じゃあ、オマケか何かで、軽く書いちゃいます(笑) (2016年2月14日 9時) (レス) id: 25f983b1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん - めちゃくちゃいい話ですね♪他のメンバーが主人公のことどう思ってたのか気になります!そんな感じのってかいたりできますか? (2016年2月13日 23時) (レス) id: b3af520361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋々愛 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/smap1318lo1/
作成日時:2016年1月16日 20時