検索窓
今日:4 hit、昨日:9 hit、合計:49,320 hit

-11- ページ11

・・・・・




「…子供っすね。」


「うっせぇ。」


「怒んないでくださいよー笑」





次の日の仕事、昼休憩の時間。





高校からの後輩で、会社で部署も同じ亀梨にぽろっと言ったら、思いっきりバカにされた。




亀梨「いや、いいんじゃないっすか?笑 たまには笑」


「どういう意味だよ。」


亀梨「木村さんも、そういうところ純粋っすよね〜笑」


「バカにすんなっつーの。」


亀梨「してませんから笑 言えばいいのに、俺が貰うって。」


「言えるわけねーだろ。んなこと。」


亀梨「そのくらい言わないと、自分の手に入りませんよ。」






ばっちりウインクして、自分の彼女に作ってもらったらしい弁当を、美味そうにほおばる。





いいよな、亀梨はそんな相手がいて。





…連絡先すら知らねーよ。





亀梨「明日、土曜日じゃないですか。海行くんすよね?」


「そりゃあね。」


亀梨「ついでに中居さんに聞けばいいんすよ。彼女じゃないなら、俺狙いたいから連絡先教えてって。」


「んなこと、誰がアイツに言うか。」


亀梨「え、恋バナしないんすか?笑」


「…そんな関係じゃねーよ。」


亀梨「めっちゃ仲良いのに。以外っすね。」





ごちそうさま、と手を合わせ、席を立つ。





…彼女じゃないなら、狙えばいい。か。





そもそも、俺には釣り合わねーと思うんだよな。





俺よりも背が高くて、体もしっかりしてて、スタイル抜群の、≪the☆頼りになる男≫





何歳だか知んねーけど、たぶん年上だろうな。





んで、同じくサーファーで、周りの女子からキャーキャー言われるような奴。





そんな奴が、きっとあの人に釣り合うような彼氏。





サーフィンもたいして上手くねーし、キャーキャーも言われねーし、ちょっと背が高いってくらいだし。






「…あーーーーーっ!!!」


亀梨「何、発狂してるんすか笑」


「もー、誰だよソイツ!!」


亀梨「知らないっすよ笑」





キャラ崩壊してる。って亀梨が笑って、はい。と缶コーヒーを渡してくれる。





ありがたくもらって、乾いた喉に流し込んだ。

-12-→←-10-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
設定タグ:SMAP , 木村拓哉
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

恋々愛(プロフ) - 葉那さん» ありがとうございます(*´∀`*) ご満足いただけて嬉しいです(*´罒`*) (2017年5月20日 21時) (レス) id: a8915fc633 (このIDを非表示/違反報告)
葉那 - 最高です!!拓哉くんファンにはたまりません! (2017年5月20日 20時) (レス) id: 91df941bc6 (このIDを非表示/違反報告)
恋々愛(プロフ) - ひよりんさん» ありがとうございます(*^^*)じゃあ、オマケか何かで、軽く書いちゃいます(笑) (2016年2月14日 9時) (レス) id: 25f983b1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん - めちゃくちゃいい話ですね♪他のメンバーが主人公のことどう思ってたのか気になります!そんな感じのってかいたりできますか? (2016年2月13日 23時) (レス) id: b3af520361 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:恋々愛 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/smap1318lo1/  
作成日時:2016年1月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。