愛が止まるまでは…*#～Peace!～【M.Nakai】 (ページ7)

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香取「落ち着いてるんじゃなくて、自分の心を表に出さないだけか笑」

涼乃「…よくわかりましたね笑すごい読心術笑」

香取「ずっとこの仕事してたらねー。わかるよ？」

そう言って、私の顔を覗き込む。

んふ笑と笑って、またビールを飲むと、唇を尖らせた。

香取「そこまでしか分かんないなー笑」

涼乃「うん、私もこれ以上はわかんないです笑」

香取「正解はー？？」

「正解って… ただ、頭が追いついてないだけです…笑」

なんだよ。って笑って、またビールを流し込む。

ふぅ…と息を吐くと、一気にビールを流し込んだ。

香取「ここの雰囲気良いね。」

涼乃「ですよね。だから来ちゃうんです。」

香取「また来よう。今日は帰るかな。ありがとね。頑張って～！！」

涼乃「ありがとうございます！！今度、スマスマ呼んで下さいね♪」

香取「はいはい笑じゃーね、Aちゃん？」

「えっ…！！あ、はい…！！」

涼乃と顔を見合わせる。

だって、私は今、一度も名乗らなかったもん。

Ｍステの時だって、誰も名乗らなかったはず。

何で、知ってたんだろう…

涼乃「いいなぁ。知っててもらえるとか。」

「…ちょっと、びっくりしすぎてる笑」

涼乃「だろうね笑まっちゃん、おかわり！！」

マスター「はいよ。」

「飲みすぎないでね？」

涼乃「わかってる。あ、連絡先聞いてない！！くそぉ。」

…もう、だいぶキテるな笑

まっちゃんに、おかわりの代わりにお水を出してもらった。

涼乃「お水じゃん！！」

「うん、私が言った。」

涼乃「意地悪～～～～～～。」

「はいはい。」

ぷくぅっとほおを膨らませる。

…そろそろやばいわ。

「…うん、帰ろうかな。」

マスター「そうだね笑」

代金を支払って、帽子とマスクをして、夜の道を行く。

涼乃が、私に寄りかかりながら、んーー…と寝そうになってる。

仕方ないから、近くでタクシーを探す。

結構早く見つかって、そこに涼乃を押しこんで、私は歩いて帰った。