【ONE PIECE】Friends Are Treasures 2nd (ページ35)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:8,230 hit

82話#S丸ページ35

開口一番、ウソップは俺たちに謝罪を言った。

奴はメリー号のこと、人一倍大事にしてた。そして、一番思い入れがあるのもウソップだ。

そんな、ウソップにルフィはいつも通りの笑顔で告げた。

ル「船はよ！乗り換えることにしたんだ

ゴーイングメリー号には世話になったけどこの船での航海はここまでだ」

ウソップが理解できないという顔で黙っている間にもルフィは説明を続ける。

いつの間にか2人は口論になっていた。どちらも冷静じゃねぇ。他の奴らがとめても、2人の言い合いはさらに激しくなるだけだ。

ウソップがルフィの胸ぐらを掴み、ルフィはウソップを床は抑え込む。お互い頭に血が上って思ってもいないようなことをいう。

ル「じゃあいいさ‼そんなにおれのやり方が気に入らねェんなら

今すぐこの船から…」

そんな言葉を吐き出したルフィをサンジが静止した。

＿＿しかし、その言葉はウソップにはキツすぎた。

決心したように立ち上がると真っ直ぐに船を出た。みんながあいつをとめた。

妹「う、ウソップ！！待って！！」

…今のあいつにどう言葉をかければいいのかわかんなかった。

ウ「お前とはもう…やっていけねェ

最後まで迷惑かけたな」

ルフィの気持ちもウソップの気持ちもわかる。なんで、なんでこうなる前にとめられなかったんだ。

ウ「モンキー・D・ルフィ…！！！

俺と決闘しろォ！！！」

睨み合う2人に俺はまだ、何も言えなかった。