【ONEPIECE】Friends Are Treasures (ページ12)

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11話#S丸ページ12

兄サイド

ル「ここが世界で一番偉大な海…！

行けーっ！」

ルフィが大声で叫んだ。俺たちは一気に山を下っていった。

ブオオオオオオ‼

山を下っているとどこからか大きな音が聞こえた。何かの鳴き声のようにも聞こえる。

兄「…なんか聞こえたな」

ル「知るかー行けー‼」

ナ「風の音じゃない？変わった地形が多いのよきっと」

兄「…そうか。」

ナミに言われもう考えるのはやめた。それにしても耳が痛くなりそうなくらいうるさい。

ブオオオオ

妹「ねぇ！あれなに⁉山⁉」

ナ「山？そんなハズないわよ！この先の“双子岬”を越えたら海だらけよ」

ブオオオ

山を下り前を見るとそこには山に見えるぐらい大きいクジラがいた。このままではぶつかってしまう。俺たちは焦り話し合いを始めた。

「どうする⁉」「戦うか‼」
「バカね戦えるレベルじゃないでしょ⁉」
「でも進路を塞がれてる‼」

とりあえず俺たちは避けることにした。
しかし…

ドゥン‼

その場に大砲の大きな音が鳴り響いた。ルフィが発砲したようだ。

ル「よしっ‼船止まったか⁉」

船は止まらずそのまま進み
バキッ…
メリーの船首が折れ、船の上に落ちた。

兄「まずい…離れるぞ」

ゾ「逃げろ今の内だァ‼」

しかし、逃げることはできなかった。なぜなら、ルフィがクジラの目に蹴りを食らわせていたからだ。

ル「お前一体おれの特等席に…何してくれてんだァ‼‼」

その時、俺らの気持ちはぴったりとあった。
「「「「アホーっ‼‼」」」」