[X]anadu ページ11
*
〈Tatsuya.F〉
YTFFでのパフォーマンスが終わり、
YTチャンネルでついていた密着の撮影、そして照とラウと３人で行った卒業報告の撮影も全てが終了した。
楽屋では帰り支度をしながら話してるメンバー。
初披露した間奏でのアクロバットの時の歓声が凄かったね、なんて佐久間とAが語ってて…
以前からAは佐久間を尊敬してると言っていたのは知っているけど、最近２人の距離が縮まった気がする。
元々誰とでも仲良くなれる佐久間だけど、なんかこう……今までとは少し違う感じ。
親しげな２人を見ていると俺の視線に気付いた佐久間と目が合って、何やらAに耳打ちする。
パッとこちらを振り返ったAは真っ直ぐに俺の元へとやって来た。
『深澤くん、』
深「ん〜？」
『お疲れ様です』
深「あぁ、うん、お疲れー」
突然どうしたのか分からなくて困惑し、再び佐久間を見るけれど…既に目黒と絡んでいて俺の視線には気付いてくれない。
『チャンネル卒業、告知したんですよね？』
深「したよ。まぁ配信は来週だけど」
『デビューするからこそ、だから嬉しいんですけど…なんか寂しくもあります』
そう言って少し困り顔で微笑んだAに、無意識で片手を差し伸ばして頭に触れた。
驚いたように見開いて俺を映す瞳に思わず口元が緩んでしまう。
ああ、可愛い……なんて思ってる。
『私、ずっと見てたんですよ』
深「なにを？」
『６人の時から、動画を』
深「あー、前言ってたよね」
10人のSnow Manとして動画を初めて撮影する時に、ずっと見ていたと言っていた。
『１人ではYTチャンネルなんて無理だったし…Snow Manとして活動させて頂く事が出来て、こうしてYTFFの広いステージにも立つ事が出来て…』
深「ちょ、ちょちょ、急に改まっちゃってどうしたよ」
『なんでしょうねぇ…なんか感極まっちゃって』
Aは照れ笑いを浮かべ、指先で髪をくるくると弄り始めた。
『絶対に、私１人じゃ見れない景色だったから』
深「それは俺もだよ。メンバーが居て、応援してくれる子たちが居て…皆が見せてくれた景色だよ」
そう言えば、Aは目を細め、
“客席のペンライト、綺麗でしたね”と微笑んだ。
...
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ゆ〜(プロフ) - 2周目嬉しいです！苗字も変えられて読みやすくて青い鳥など全て最高です！更新通知きてると嬉しいです(笑)これからも頑張ってください！ (2020年1月21日 22時) (
レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 華雪さん» ありがとうございます！そう言って頂けると続けて良かったなと思います(*^^*)これからも応援して頂けるような紅一点ちゃんを書いていけるよう頑張ります！ (2020年1月16日 22時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - 最高でした！ずっと続いてほしいくらいです(^^)みんなとの関係性も面白くて、紅一点ちゃんを応援したくなります。更新楽しみにしています！ (2020年1月13日 8時) (レス) id: 62ed749812 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - あいりさん» 嬉しすぎるお言葉ありがとうございます！実際は閃きが乏しくて、お題があった方が書きやすいので英単語に頼ってます(笑)励みになるコメントに私の方が感謝です！！！ (2020年1月12日 9時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - アルファベットで英単語を考えてそのに沿って物語を作るっていう発想がもう本当に素晴らしすぎます！SnowManの作品を書く方皆さん感動するのですが、ゆゆさんの作品は私の中でぶっちぎりで1位です！2巡目だけでなくもっともっと出して欲しいです！本当に感謝です！ (2020年1月8日 19時) (レス) id: 1be4006171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年12月8日 23時
