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#3 ページ4










て「俺が呼んだからね〜」




いい仕事したわ〜なんて言ってトミーさんと肩を組むてつや。






羨ましすぎるその景色に頭が上がらない。







『えぇ〜!こんな形でお会いすることができるとは……』









✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼








ライブも終わり、


打ち上げに来てくれたトミーさん。




少し離れたところでてつやとゆったり話してる。





話しかけたいけど、この距離…酒の周り具合。








うん、無理だ。









力尽き始めたスタッフの皆さんを帰らせて、







私も帰路につく。









ト「…なまえさん。」





耳元にそんな声が聞こえてきて、



肩が跳ねる。








ト「このあと時間あります?」






とトミーさんが指さした先にはきいちさんと、少し大きい車。









『え、時間はありますけど…えぇ!』






送ってくださるのかな……すごく悪くない?





だってわざわざライブに来てくれたんだよ?







お互いに譲らない交渉の結果。








『すいません、おじゃましちゃいます……』







私が乗せてもらうことになった。







キイチ「えっと、」




ト「俺らの家に」






『えっ????』







行先は私の家ではないらしい。


まあ、送るなんて言われてないか…






『ちょっ待っ何…?えっ???』






混乱する私にトミーさんはシー、と人差し指を口元にやる。







ト「…なまえさんに、会ったら絶対やろうって決めてたことがあって、



少しだけ時間下さい」








少しだけ申し訳なさそうにするトミーさんに頷く。









『、お邪魔します……』





一軒家に入って周りを少し見ると、動画でみたものが全てある。







『すご……』






感動していると、



ト「こっち」






手を引かれる。







としみつやてつやと違って体温の高い掌。


大きくてドキドキする手。









ト「あ、目、閉じてください。









ここで待ってください。」









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作者名:芽柚 | 作成日時:2019年7月7日 11時

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