Cupid (ページ1)

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"恋が始まるには、ほんの少しの希望があれば充分です"

今から200年以上前にあたる18世紀後半。

あるロマンチストの共産主義者の作家スタンダールという人間がこんなことを執筆した。

その本の中には恋愛について色んなものが描かれている。

" 恋愛には情熱的恋愛、趣味恋愛、肉体的恋愛、そして虚栄恋愛が存在する "と。

私の思う恋愛とはどれに当て嵌るか。

恋愛関係にある男女がお互いを愛し合う情熱的な恋。

仕事の合間にも癒されることを求め合う趣味的な恋。

余計なものをとっぱらい、欲に忠実な肉体的な恋。

相手のステータスなどを考え無駄に自らを着飾り行う虚栄恋愛。

今まで色んな想像をしてきた。

もちろん今まであげた情熱的恋愛、肉体的恋愛、趣味的恋愛、ステータス見つめた虚栄的恋愛一通りこんなものか…。と

だけど何かが足りない。

どんなに願っていても自分では踏み入れられない、理解が出来ない

実際はそんな男性に惹かれてしまうのかもしれない。

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人には飽きと慣れの概念が混作している。

好きだ、と言って付き合ってもそれが数年続けば

いつの間にか"飽き"が来てしまう。

その人がいるのが当たり前になり、所謂"慣れ"が産まれる。

永遠にその人が好きなんて、どんな事があっても言いきれない。

全ては私の想像でしかないが、

この世に果たして"永遠"はこの世に存在するのか？

結局人間の情熱はいつか冷める。

朝、目が覚める様に。

どんなに好きだった好物でも、次食べた時には何か違う。そう思うかもしれない。

長続きする恋愛は、一体なんなんだろう。

"好き"という気持ちだけで恋愛をしていいのだろうか。

彼はきっと私に恋愛を教えてくれる存在に成りうる人、なのかもしれない。

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その答えは後で分かる気がする。

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