Cigar Kiss. (ページ14)

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「だから、Aがずっと俺と居てくれるっていうのが最高の誕生日プレゼントなんだけどAはどうしてくれる？」

「ねえ、ずるいよ照。」

そう言って照が私の右の薬指に触れる。

「俺の苗字貰ってくれる？」

「じゃあ、魔除け。照のこの指にリングを着けて寄ってくる女遠距離撃破」

なんだよそれって目を細めて笑う照はずっと変わらずかっこいいのにかわいくて、ずっと後ろから私のことをギューってしてくれていて、ずっと離れたくなかった。

「ねえ、このネックレスして照の働いてるジム通おうかな」

「それ遠距離撃破じゃなくて近距離撃破してるよ？」

「照のこと狙ってる人達にうちの旦那がお世話になってますっていってみたい」

「相変わらず性格ひん曲がってるな」

こんな私を好きでいてくれるのは照しかいないし、これからもずっと照だけなんだと思う。

去年までの誕生日プレゼントは誰にも負けないプレゼントとシャンパンだった私お金で買えるものしかあげれなかった私が、今年からはお金じゃ絶対に買えない物をプレゼントが出来た。

「ねえ、来年からはどんなプレゼントにしよう」

「んー、俺とAの子供とか？」

「まだ二人きりがいいなあ。」

そう言うとひかるくんはずるいわA、と言い出して照れ笑いをした。

これからは照と何個思い出が作れるかな、あの時したCigar Kissの味は未だに忘れられないけど昔いつまでも慣れなかった煙草の匂いは照を感じれるからって理由で好きになって、彼のために頑張った料理も師匠に褒められるくらい上手くなった。

「ねえ、久々にCigar Kissしたいな、」

「吸えねえ癖に。」

そう言いながら彼は私の咥えた煙草に近付き煙草と煙草で火をつけあった。
だけどやっぱり私はそのままむせてしまった。

「お誕生日おめでとう、今年もよろしくね？」

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Fin.

わたしより
飛躍してしまいましたが、書いていて楽しかったです！
お花出さなかったのには理由ありませんが、私のSNSをフォローしてくださってる方は分かるかもしれませんが、私がもし彼にお花を送れるなら
黄色いガーベラをプレゼントさせていただきます。

お祝いの小説めちゃくちゃ滑り込みで申し訳ありません…。

こちらを見てくださっている該当担様本当に皆様もおめでとうございます。私も辛いですが、彼の帰りをずっとまっています。

大好きな彼へ、お誕生日おめでとう。