28 ページ29
.
「お姉さんなんでしょっぴーがお姉さんみたいなタイプじゃなくてAちゃんみたいな子と仲良くするんだと思う？」
「そ、そんなの知らないわよ。私だって努力してる！綺麗になって彼が買い物しに来ても知らないフリして対応して…！」
「んー、でも俺らって長年業界に居るからその子の態度が隠しててもあー、この子俺の事知ってるなって分かるんだよね。だからしょっぴーも分かってたんじゃない？お姉さんがしょっぴーのこと知ってるって。」
樹くんは葉月さんに、仕事頑張ってるAちゃんを目で追ってしまうのも何もかも俺はしょっぴーの気持ち分かるな〜って言っていて、やっぱりわたしは樹くんのこと好きになってよかったなってまた助けられちゃったなと思った。
「あ、あとさそのネックレス。お姉さん自分のじゃないっしょ？辞めた方がいいよ？そう言うの、犯罪だよ、窃盗罪？ってやつ。」
樹くんが葉月さんにそう言い放つと葉月さんは慌てた様子でこれは、私がAちゃんが着けてるのを見て可愛いと思って買ったやつよ！と言っていて、純粋くんはそれすらも信じてい無い様子だった。
「えっ、樹くんなんで知ってるんですか？」
「ん？あー、やっぱりねしょっぴーがさAちゃん気に入ってくれたってメールで報告してくれてたのよね？なのに今日着けてないなあと思ってて、そしたら目の前の子が着けてるからちょっとかまかけてみたらそんなに慌てるからさ。」
なんで、樹くんは翔太くんが私にくれたネックレスの種類まで知ってるんだろう？そんな疑問を彼に伝えることは出来ず彼はじゃあね〜俺はもう行くわ〜といってまた歩き出した。
「あの、葉月さん…」
「なによ、どうせあなたも…」
「良いですよ、何でも。葉月さんが自分でネックレス買ったってずっと嘘ついてても、その私が彼から貰ったネックレスをあなたが着けていても。だけど仕事に対する気持ちを一緒にしないでください。わたしはこの仕事が大好きだし誇りを持って働いてるので、そんな理由で働いてる方と一緒にされなくないです。」
わたしはそう言い放って葉月さんの前から立ち去った。
「あ〜、やっちゃったなあ…ネックレス葉月さんが着けててもいいとか言っちゃったよ…」
『A？大丈夫？樹から聞いた。』
『翔太くん…大丈夫だよ！でもごめんねネックレス…』
『そんなの別に大丈夫だから。樹帰った後なんもされてない？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 510人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スノW推し(プロフ) - きゅうばら、めっちゃ面白いし、花言葉や本数の意味も知れるので勉強になります。頑張って、ラウールくんまで書いてください。私の推しがラウールくんと阿部亮平くんなんで。 (2020年5月5日 17時) (
レス) id: 826a22354f (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - みんとさん» みんとさん、ほんとですか！みんとさんがドキドキ楽しんで貰えるように頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします(^^) (2020年4月21日 10時) (レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みんと - 作者様!私の推し樹くんと翔太くんなんですよ!めっちゃ楽しみです! (2020年4月20日 20時) (レス) id: 117f5f4d5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる | 作成日時：2020年4月20日 4時
