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「俺がAのこと好きだったらはるは迷惑？」
迷惑…なんてことはないんだと思う。前までは阿部さんに惹かれていた。仕事も出来るしこんなペーペーの私にずっと構ってくれて優しくて何よりもかっこよくて。そんな先輩他にいないと思っている。私はそう思っている。
「私は…」
「Aが気になってる人ってふっか…だよね？だけどそれって好きって気持ちなのかな？」
好きっていう気持ち…確かに言われてみればそうかもしれない。深澤くんは私に優しくしてくれて気に掛けてくれて無理やり深澤くんって呼ばせたりちょっと俺様ぽいっけど私の中で気になる存在にはなってきている。でもそれって好きという気持ちなのかな、尊敬っていう感情ももちろん入っていて困惑しかしていない
「俺は、Aのことが好き。誰よりも好き。跡取りかもしれないだけど俺はその地位を捨ててでもAと幸せになりたい。そう思ってる。今すぐに答えが欲しいとは言わないから、Aなりに俺のことも考えて欲しい。」
阿部さんの事を考える…最近は本当に色んなことが起きている。仕事が上手くいってる時に元彼と再会してしまったり、良き相談相手の先輩に誰よりも好きと言われたり。
頭がこんがらがってしまっている。誰に相談すればいいのかも分からなくて私はその場で考え込んでしまった。
「阿部さん、今日はありがとうございました。」
「A、家まで送るよ。迷惑掛けたしね」
「いえ私こそすみません、色々と」
「えぇ、Aはなんもしてないじゃん。頭の片隅に俺のことも入れて置いてね。」
阿部さんと出掛けて帰ってきて明後日深澤くんと横浜に行くことになっていることを思い出し私は本当にどうするべきなのかを考えた。
『もしもし？』
『どうしたのAちゃんが掛けてくるなんて珍しいじゃん』
『んー、恋多き男子高校生になんかちょっと相談。』
阿部さんに家まで送って貰って連絡したのはラウちゃん。誰よりも相談しやすい相手で歳下だけどやっぱりモテるラウちゃんは私よりも恋愛経験豊富だと思うから。
『今自分の気持ちが分からなくてどうすればいいのかな？』
『Aちゃんが誰とどうなりたいかって言うのが答えだと思うよ。僕がAちゃんにこの人の方がいいって言うのは絶対に違うし、答えはAちゃんしか知らないよ。』
『ラウちゃん…そんなのどこで覚えたの…私よりも大人じゃん』
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はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2020年2月20日 1時) (
レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2020年2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2020年2月9日 18時
