14 ページ15
.
「はい…Aです」
「あ、A？俺だよ。」
その電話の相手は＿＿＿＿＿
「阿部さん。どうしたんですか？」
「いや、あのねふっかから横浜に一緒に行くって聞いて」
「あ、そうなんです！この前のお礼がしたいって言ってくださって」
「そっか。楽しみなんだね？」
そう笑いながらいってくれる阿部さんはやっぱり私のお兄ちゃんのようなそんな存在で、頼れる人だ。
「わたし、お恥ずかしい話異性と出掛けるのってもう何年ぶり！とかなんですよ…だからなんというかこんな感じ久々でどうしたらいいか分からなくて」
「んー、じゃあさ練習しようよ。」
「練習…？」
「そう、出かけるのは来週なんでしょ？」
「はい、そうです！」
「それまでに異性と出掛けるの慣れるために俺と仕事終わりにご飯行こ？」
「えっ、いやそんな…悪いですよ！」
「おれが、行きたいだけなの。良い？」
「じゃあ…よろしくお願いします…」
何故か、阿部さんが練習…？に手伝ってくれることに阿部さんと出かける時阿部さんは紳士だからちょっと緊張しちゃう…やってけるかなわたし…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Abe Side
たまに土曜日に集まって俺らは飲みに行く。メンバーは俺らの部署の5人(ふっか、佐久間、翔太、舘さん、俺)とふっか伝いで仲良くなった北村証券の照。
その中でそろそろ酔い始めくらいふっかから俺、Aと出掛けるのことになった休日に行くしデートかなとニヤニヤしながら報告してきた。
周りはえーー何があったんだよとか急展開だな！とか言ってるけど俺は正直悔しくて俺はまだ誘えてないという自己嫌悪になってしまっていた。
「ちょ、トイレ行くわ」
少しでもその話を聞かないように俺は立ち上がりトイレへ逃げた。
「阿部ちゃん。大丈夫？」
「舘さん…気付いてたんだ」
「まあそりゃ…この前ふっかの家Aちゃんと来た時も隠してたけど顔それなりに怖かったよ」
「舘さんには隠し事出来ないね。俺、どうしよう」
「勉強は出来るのに、こういうのは苦手なんだよなあ阿部ちゃんって。」
そう言いながら笑う舘さんは阿部ちゃんも誘いなよAちゃんのあの感じ男慣れしてないだろうし事前練習とか言って誘って見れば？と舘さんは教えてくれた。この飲み会どうせ次やるとしてもふっかのデート後っしょバレないって。と大人の色気を出しながらいう舘さんは最高の友達だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 344人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2020年2月20日 1時) (
レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2020年2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる | 作成日時：2020年2月9日 18時
