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「A、ふっか起きた？」
「いえっ、まだ眠ってます」
「そろそろ帰らないと遅くなってきちゃうよ」
「最悪このまま離してくれなかったらわたしリビングのソファとかで寝ますよ」
次は私が風邪ひく番かななんて笑いながら言うとそれは俺が心配しちゃうなって阿部さんは笑いながら答えてくれた。
ほんとに深澤課長は離してくれなくてずっとてのつないだまま
「んんっ…あれ？A？」
「んっ…あっ深澤くん起きたｧ…？」
「ごめん、ずっと手繋いでくれてたんだ…」
「深澤くんが離してくれないからですよ…？」
少し顔色の良くなった深澤くんにお粥食べますか？って聞くとおう、食うわって言ったので1度手を離してもらった。
リビングを通ってキッチンに来ると阿部さんと宮舘さんが置き手紙をしておいてくれて
『ごめんねA、明日朝から用事あって残ってあげたかったんだけど今日は帰ります。ふっかと2人きりにしたくなかったんだけど…なんかあったらすぐ連絡ください。阿部』
『ごめんねAちゃん元々送るだけの予定だったからこの後の用事に遅れそうなのでお先に帰ります。料理の手際が良くて今度なんか一緒に作ろうな？宮舘』
2人とも…帰っちゃったんだ。2人きりでも大丈夫だとは思っていたけどいざ2人きりになるとなんかこう緊張しちゃう。一応上司な訳で男の人だから…
「深澤くん、出来ましたよ」
「ねえ、A深澤くんって呼ぶのに敬語だと違和感あるじゃん…？」
「そうですか…？？」
「あるの、だから会社以外はタメ口で話してよ…俺からのおねがい…」
「でもっ…」
「いいでしょ？もっとAと仲良くなりたいんだ俺」
そう言いながら深澤くんは私の作ったお粥を食べながらあぁうまっ五臓六腑にしみ渡るっ〜と小さな声で言っている。意外と深澤くんってお茶目なとこあるよなあと思いながらわたしもお腹空いたから少しだけお粥を一緒に食べた
「ねえ、今度さお礼させて？」
「いや、待ってください私のせいで風邪引かせてしまったのに！そんなお礼なんて…」
「それは違うよ…？A。送りたかったのは俺だし帰ってすぐお風呂入らなかった俺が悪いから。」
というと、じゃあこれ一緒に行こっかといって深澤くんが差し出してきたのは横浜の赤レンガ倉庫でのイベントのパンフレット
「Aいちご、好きでしょ？」
「えっ…好きです！」
「これ一緒に行こ」
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はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2020年2月20日 1時) (
レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2020年2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2020年2月9日 18時
