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「ここ…ですか？？」
「そ、ふっかの家はこのマンション〜部屋はねそうこれ」
私の家からは1駅半離れてるマンションだった。
この距離を昨日帰ったの？歩いて？そりゃ風邪引いちゃうよ…とわたしは尚更昨日送ってもらったのを後悔した
「ふっか〜Aちゃんと来たよ〜開けて〜」
エントランスのオートロックを深澤課長に空けてもらい深澤課長の部屋に向かって阿部さんと歩き出した
「ここ、ふっかの部屋。多分鍵空いてるだろうから行こっか」
そう言って勝手にドアを開け中へ入っていく。
阿部さんはふっか〜入るよ〜といって中に進んでいくがわたしは玄関から勇気が出ず進めなかった。
奥で阿部さんのえっ！？舘さんまで居るの？という声と共にAちゃん入っておいでという宮舘さんの声が聞こえわたしはお邪魔します〜…と声を掛け深澤課長の家に入っていった
「わあ、宮舘さん何もかも準備してくれてる」
「ふっかがAが看病しに来るわ…って車の中で言ってたからお粥作るかなと思って。阿部ちゃんは流石にキッチングッズの場所まで知らないでしょ」
「いや、知らないけど…」
「え、宮舘さんお料理上手いんですよね？私の代わりに作りますか？」
「お粥くらいすぐ作れるんだけどね、それしちゃうと俺がふっかに怒られちゃうからさ」
と笑いながら言う宮舘さん…貴族だ…と思いながら見ているとほら手伝うから作りなって宮舘さんがキッチンへ案内してくれた
塩が欲しいと思うと宮舘さんが何も言ってないのにスっと塩を出してくれるしちょっとお醤油で味付けようと思ったらお醤油までとってくれるし私の心読まれてんのかなって思う事が何回も合った。そんなこんなできちんとお粥は完成して宮舘さんにふっか呼んでみて？って言われたから寝室へ声を掛けに行った
「深澤課長…？？」
「深澤くん…でしょ…」
「あっ、そうでした…お粥作ったんですけど今食べられそうですか？」
「今はいい…でもAここに居て…？」
「でも、おふたりが待ってますよ…？」
「いいから…一緒に居て、手…繋いでて…？」
いつもよ深澤課長とは似ても似つかないほど弱りきってる様子だ。さっき宮舘さんが熱38.6ある、って言ってたから余程辛いんだろう…
「分かりました。ここに居ますね？」
「うん…ちょっと…寝る」
「おやすみなさい。深澤くん…」
そう言うと深澤課長はゆっくり目を閉じ夢の世界へ落ちていった
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はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2020年2月20日 1時) (
レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2020年2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2020年2月9日 18時
