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「はーい、おはようございまーす。チョコは各自大事に閉まってな。チョコ泥棒に合わないように。なんちゃって。さて、今日の外回りは〜…」
深澤くんはいつもと変わらないような、ちょっとふざけてる朝礼の挨拶をしている。
深澤くんは緊張してないよなあ…私だけこんなに緊張してるんだろうな。
「A、今日企画書俺に提出してな、この前の通ったやつ。詳しい感じの企画書求められてるから。」
「了解しました。17時までに提出させてもらいます。」
企画書のまとめをしなければならないから自分の会議のメモとかを必死に見直し簡単にまとめていく。
途中で打ち込みの仕事を頼まれたりしてお昼まで仕事をしていた。
お昼になったら、いつも通りご飯を食べに行く。
今日もこうじさんのカフェに行こうかとか話したりしながら向かって歩いていると蓮の姿が。
こうじさんにチョコ渡そうと持っていたのがあったので、蓮に声を掛ける。
「蓮、ちょっといい?」
「Aどうしたの?」
「これ、チョコ。バレンタインだから大した物じゃないよ」
「まじ?Aの作るチョコめちゃくちゃ好き!ありがとう!!Aから義理チョコ貰うの初めてだな」
少し嫌味っぽくいたずらっ子のような顔で言ってくる蓮はずるい人だなって思ったし、こういう所がやっぱり蓮はモテるんだろうなって思わせる部分だった。
「お待たせ、行こう〜」
「いいよいいよ、目黒くんにも渡したの?」
「一応ね、またこうじさんに渡す分持ってきちゃった」
「えー、偉い私なんも持ってないや」
友達と今日もカフェに行く。今日は何食べよっかとか話してるだけで楽しいし、その間は深澤くんとのデートは忘れられた。
「こうじさんこんにちは〜」
「おっ、Aちゃんやん!今日も来てくれたんありがとうなあ」
「これ!チョコです!あと!いつもの!」
「いつものな〜。了解やで。チョコ俺にもくれるん?ありがとうなあ!嬉しいわ!」
「いえいえ、毎回サンドイッチ美味しすぎるので」
「ほんま?ありがとう。また席適当に座って待っててな。」
自分たちの席に座ると横には深澤くんが座っていて、私はまさかこんなことある?と思いながらも狭い店だし有り得るか。と思い座った
「A。俺にチョコは?」
「あとで、渡そうかなって…なんか恥ずかしくて…」
「なら、いいや。企画書どう?終わりそう?」
「終わらせる」
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はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2020年2月20日 1時) (レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2020年2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2020年2月9日 18時