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Fukazawa Side
俺は、阿部ちゃんからの電話を切ると急いでAに連絡を飛ばしAの最寄りで待っててと連絡し自分の家の鍵とカーキーを取り出し急いで家を出た。
「やべえ、めちゃくちゃ部屋着だ」
何も考えずに家を出たせいで俺は完全にTシャツに黒パーカーにスウェットという格好で家を出ていた。が、Aが1人で歩いて駅まで帰るならなんでもいいか気になんねえわと思って車を走らせた
「A?乗りな」
「深澤くん!?なんでここに?」
「阿部ちゃんが、家まで送れないからって俺のこと使いやがった」
「いや、歩いて帰れるから…私!」
「もう、ここまで来ちゃってんだから甘えろ」
「じゃあ…お願いします…」
そう言ってAは俺の車の後ろのドアを開け乗り込もうとしてきた。
「待って、なんでA後ろなの?助っ席で良いよ?」
「いやなんか、悪いかなって…」
「なんか変な感じするから助っ席乗って」
じゃあ、お邪魔しますと言って助っ席に乗り込んだA。家まで送るのは2回目だし駅からの道は知ってるから道を走らせる。
「駅から家までそんなに遠くないのに全然大丈夫でだったよ?」
「俺がただ心配だったの。それに阿部ちゃんに会ったって聞いたから会いたくなった。」
我ながら恥ずかしいことを言ってるんだと思う。だけどAもそれを聞くと顔を赤らめて俺に辞めてって!そう言うの!と返してきた。
Aは今日も可愛かった。今日は特に話すこともなかったが、こうじから連絡でAさんが、俺の店お友達と来とったで〜って来てたから俺も嬉しくなってしまった。
「コンビニ、寄って欲しいんだけどいい??」
「コンビニ?どこでもいいの?」
わざと少し遠いコンビニを選び出来る限りAと一緒に居ようと企てた俺はAの家とは違う方のコンビニへ向かった。
コンビニへ着くとちょっとまっててといって出ていくA。戻ってくると缶コーヒーを俺に渡してきた
「お礼!何が好きとか分かんないからいつも会社で飲んでるやつ!」
「わざわざいいのに、俺が好きでやってるんだから」
「いいから貰って、二本も要らないから!」
と言って自分の分であろうコーヒーを俺に見せてきたA。こういう所がAのモテる理由だろう。
「じゃあ、頂きます。」
「はい!よろしい!」
Aと距離が縮まった感じがして俺はとても嬉しかった
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はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2020年2月20日 1時) (レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2020年2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2020年2月9日 18時