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あ「本当なの?外へ行けるの?」
オ「ああ、行けるさ。お前が行きたいなら何処へでも」
私は飛び上がって喜ぼうとしたが、鎖がそれを邪魔する。
あ「やった!外へ行けるんだ!」

オロチは少し驚いていたが、すぐにさっきの表情に戻って私に質問をした。
オ「そういえば名前なんて言うんだ?」
あ「私は(人1)Aだよ」
オ「ふむ。Aと呼んでいいか?」
あ「もちろん!」

コツコツと靴の音が響いた。
女がご飯を持ってきたんだろうと私は思った。
オ「人が来たな…。また後で必ず外に出してやるからな。待っててくれ」
と言い残しオロチは紫色の煙に包まれて消えた。

女「食事を持ってきました。さぁ、早く食べてください。実験が長引きます」
そう言う女が持ってきたのは拳くらいの大きさのパンと水。
私は口にパンを入れて、水で流し込んだ。
早く食べるもなにも量が少ないのだからすぐ終わる。

女「実験が始まります。今回は薬です。これを飲みなさい」
渡されたのは茶色の小瓶。
蓋を開けて、中身を飲み干した。
あ「!?」
視界がぼやけ始めた。頭痛がする。
せっかく外へ行けるのに…。
私はそう思いながら意識を手放した。

―――――
うん。
私ほんとに成績いい方なのか分からなくなってきた。
次どうぞ!

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スターフラン(プロフ) - 美香さん» 私もそれを見て学びました!面白いですよね、ナビルナ! (2016年1月31日 15時) (レス) id: d44d9ad5fa (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 私も少しだけど九字が分かります!私はナビルナと言う本で知りました!みてくれるといいな〜と思います! (2016年1月30日 10時) (レス) id: c492ea5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
スターフラン(プロフ) - はい!頑張りました!! (2015年10月9日 7時) (レス) id: 019669092b (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき姫と百鬼姫の夫はこの俺だーー!! - 頑張ってください!! (2015年10月7日 17時) (レス) id: 59fc82a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
スターフラン(プロフ) - 頑張るよ! (2014年11月29日 18時) (レス) id: 019669092b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴィクトリア†・スターフラン | 作成日時:2014年10月2日 17時

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