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18 オロチ目線 ページ20

オロチ目線
キ「そういえばさっきAくらいの大きさの龍を見たよ」
土「Aの龍だ。鈴と言うらしいが?」
キ「面白そうだったから悪戯してきたよ。アハハハ」
大「は!?悪戯したらAに嫌われるぞ!」
キ「…今すぐ外してくるよ」
オ「いったい何をしたんだ」
答えを言わずキュウビは姿を消した。
本当に何をやらかしたのか…。

?「キュウウウウウ!!ギャアオオオオオオ!!」
今のは何だ!?
けたたましい鳴き声が辺りに響いた。
キ「うぁああああああ!!」
キュウビの叫び声か?
ならば最初に聞こえた鳴き声は鈴だな。
あんな声出すのか。

今の騒ぎでもAはすやすやと寝ている。
しょうがないよな。
たった4、5時間で生活が一気に逆転したからな。
囚われの身から自由の身になったA。
オ「これから幸せをどんどん掴めたらいいよな。A」
俺は小さく呟いた。

キ「あたた…首輪外してきたよ」
オ「キュウビ大丈夫か?そしてお前は阿呆か」
キ「どこを見てるんだい!?大丈夫じゃないよ!!痛いよ!後、阿呆って酷いよ!」
大「ちょっと静かにしろよ」
土「Aが起きてしまうぞ」
キ「それもそうだねぇ。そろそろ僕は寝るよ。また明日ねぇ〜」
満月が真上まで来ている。
亥の刻だ。
土「吾輩も眠るとするか」
大「俺も寝るな」
そう言い残して土蜘蛛殿と大ガマは姿を消した。

オ「鈴、家へ帰るぞ」
鈴「クゥゥ!」
Aを抱きかかえて洞穴へ行った。
地面に寝かせると鈴はAに寄り添うように体を引っ付けて眠った。
オ「さて―――行くか」
大盛り山の頂上へと。
亡き友の約束を守るために。
オ「今日もどうか平和で過ごせますように」
星に願いをかけながら、桜町を見守っていた。
もうすぐ夜が明ける。

―――――
初めての夢主ちゃん以外の目線だよ!
次はどうなるかな。
ヴィクトリアどうぞ!!

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スターフラン(プロフ) - 美香さん» 私もそれを見て学びました!面白いですよね、ナビルナ! (2016年1月31日 15時) (レス) id: d44d9ad5fa (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 私も少しだけど九字が分かります!私はナビルナと言う本で知りました!みてくれるといいな〜と思います! (2016年1月30日 10時) (レス) id: c492ea5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
スターフラン(プロフ) - はい!頑張りました!! (2015年10月9日 7時) (レス) id: 019669092b (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき姫と百鬼姫の夫はこの俺だーー!! - 頑張ってください!! (2015年10月7日 17時) (レス) id: 59fc82a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
スターフラン(プロフ) - 頑張るよ! (2014年11月29日 18時) (レス) id: 019669092b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴィクトリア†・スターフラン | 作成日時:2014年10月2日 17時

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