オロチ、鎖のない世界に連れて行って［妖怪ウォッチ］

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土「つまり、Aは半妖で実験台になっていて、オロチが見つけてここへ連れてきたんだな？」
オ「はい。そうです」
オロチと土蜘蛛さんなんか話してるなぁ。

あ「鈴、大丈夫？」
垂直に落ちてしまった鈴がとても心配で顔を覗き込んだ。
鈴「クゥゥ！」
鈴は無事だった。
私は安心した。たった一人の家族だから絶対失いたくないと思った。

土「A、お主はどこに住むのだ？」
あ「あ…」
住むところのことなど一つも考えていなかった。
鈴「クゥ？」
鈴が前足をどこかにさしている。
その先を見ると…

あ「洞穴だ！私あそこに住みます」
ちっさめの洞穴があって、Aと鈴が入って少しスペースが余るくらいの広さだ。
オ「決まりだな」
土「さて何するか…」
？「よお！元祖の大将さん！っとそっちの子は？」
土「大ガマ…。今日からそこの洞穴に住むAだ」
大「そうか。A、俺は本家大将の大ガマだ。よろしくな！」
あ「はい。よろしくお願いします」
ポニーテールの男の人(妖怪)は大ガマって名前なんだ。
さっきから元祖、本家ってなんのことなんだろ？
元祖と本家と言う言葉がグルグルと頭を回る。
その時大ガマさんがこんなことを言った。

大「Aは粒餡派？漉し餡派？」

―――――
大ガマ出したよー。
夢主ちゃんはどっちかな？
ヴィクトリア、次どうぞ！！

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