オロチ、鎖のない世界に連れて行って［妖怪ウォッチ］

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〜貴方 Ｓｉｄｅ〜

眠りから目覚めた。

だが、なぜか目を開けられない。

というか、開けないほうがいい気がした。


なぜかというと、体のこの重み…

昨夜の状況を思い出せば、一目瞭然だ。


あ「……」


オ「…起きているのだろう」

あ「…気づかれたか」


今は冷静に答えたが、

心臓がバクバクしていて、オロチにも聞こえるんじゃないかと思う。


そりゃそうだ。

オロチに抱かれて寝ていたんだから…


あ「と、とりあえず…離れよう？どちらかが離れないとさ、起きれない訳だし…」


オ「嫌だ」


あ「……え？嫌？」

オ「離れたいなら、Aから離れたらいいだろう。…出来るものならな」

そう言って、ニヤリと笑う。


思ったより体ががっちりガードされ、

動けない状態だ。


あ「っ…///」

ああ、こんなところで照れたら、

見せてるようなものじゃん……！


こうして堪えていると、


(人２)「おっはよーございまあす！」

＊＊＊
(人２)ちゃんが切ない…

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