玄関開けたら推しがいるとか聞いてない【wrwrd!】 (ページ3)

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ピピピピピ…

「んん…うるさいなぁ…」
騒がしい目覚まし時計を止め、時間を一瞥した。なんだ、まだ七時か。

…眠い、寝る。

…

え、七時？

no「やっべ！！遅刻すんじゃん！」

ma「あ、やっと起きた」

「「「おはよ～」」」

あ、おはよ～♪
…っじゃねぇよ！！

皆準備終わってる～！！！

hu「まぁそう嘆くな、待っておいてやるから」

感謝…
あぁぁぁぁぁぁぁ馬鹿だよ俺馬鹿だよ！自分でセットしておいた目覚まし2回も止めて三度寝してるんだからね？！

そして誰も起こしてくれなかったよね！

時間やばいけど朝飯食わなきゃ…あ、ねねこが作っておいたフレンチトーストある。

ふわふわでこんがり狐色に焼けているそれに大口を開けてかぶりつくとガリッという音と共に口の中に異物が入り込んだ感触。

あんにゃろまた卵の殻入れおって…

no「ねねこ！また卵の殻入ってる！」

ne「え？それスパイス」

あーハイ、ですよネ～
黙って口に運ぶトースト…ガリガリいう…

…あ、課題やってない…いや、やったようん。第二次世界大戦のところだけさ←
だってぇぇぇ！！グルちゃんが…グルちゃ…あ、

そっかこれ小説だもんね？皆様方に説明しなくてはね？←
こんにちは！俺望って言います！

…いや説明なんか呑気にできる状況じゃないからやっぱりママ、パス。

ma「おん？誰がママじゃこら。あ、まゆです。こんにちは～っととじゃないよね、説明説明」

ここから私が説明させてもらいますね。
私達従姉妹同士で、全員高校生なんですけど、同じ学校だし一人暮らしするより安全よねっていう第一コミュニティの思し召しでシェアハウスさせてもらっております。
そしてなんの因果か全員ヲタク気質で…You T○be見ていてハマってしまった我々だが大が付くほど好きなんですよ。
妄想してキャーキャーいってなんだかんだ楽しい日々です

hu「のぞみ～！準備できた？」
ふ～ちゃん(楓紀乃)がリビングから声をかけると少し焦った様子で
no「出来た！待って置いてかないで～!!!」
と乙女にあるまじき足音で階段を駆け下りてきました。
よし、5人とも居る。

mi「じゃ、行きますか」