生徒と恐怖と ページ22
大広間に入ると奥にふかふかな寝袋やらが大量に用意されていた。
段差の上で教師たちが集まっている。
なにやら深刻そうな顔で”侵入者”について話し合う彼らをみながら寝袋を持ってドラコたちのもとへいく。
「どう思いますか、このこと」
レギュラスは寝袋をまっすぐに伸ばし、その上に座りながら聞いた。
「え、まぁ…
この城の守りにも穴があるもんだなと」
ドラコは肩をすくめてそういった。
『探せば意外と抜け道とかありそうですしね〜
なんせ古いですから、このお城。』
笑いながらそう言えばパンジーが表情を暗くする。
「笑い事じゃないわよ、A。
だって彼は純血の一族、それも、ブラック家の血を引いている。つまり魔法はうまいはずよ。アズカバンから逃げおおせたんでしょう。
レギュラス、ごめんなさいね。でもその彼が殺人鬼だなんて、恐ろしいわ。」
ブラック姓であることを思い出して彼女はレギュラスに向いて謝った。
その反応が３年生としては正しいのかなんて頭の端で考えながら、私は再び口を開く。
『私も、レギュラスも、ドラコもいるんです。
だから何かあっても守りますよ！』
ね、と同意を求めれば２人ともうなずく。
ドラコはすこし苦笑いを含めた顔をしていたが。
ヘタレめ。
――――――
２時ごろ、マクゴナガル先生が大広間に帰ってきて、セブルスが交代に巡察に出る番。
私は寝静まったスリザリン生徒に気を付けながらセブルスのもとへと急ぐ。
『セブルス、夜のさんぽ…じゃなくて巡察ついて行ってもいいですよね？』
「いま少し散歩と聞こえたような気がしたのだが。
まぁいいだろう。
少し聞きたいこともあるからな。」
ということで、と彼は振り向き際にダンブルドア先生にいい、大広間のドアをでた。
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あやにゃん(プロフ) - 架印�靴気�» 架印III様、誤字の指摘ありがとうございます！自分ではなかなか気づけない物で…申し訳ありません。 (2020年9月23日 23時) (
レス) id: 41b9de9ad7 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 喘息のページ。今更感半端ないですが、“ビックバーク”じゃなくて“バックビーク”です。 (2020年9月23日 22時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
あやにゃん(プロフ) - スカイさん» コメントありがとうございます♪ 貰えると心の支えになります((´∀｀*)) (2017年6月23日 7時) (レス) id: 64c80b7f49 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ - とっても面白いです！頑張ってください！ (2017年6月22日 20時) (レス) id: 1e805a494b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやにゃん | 作成日時：2017年1月1日 0時
