4.記憶 ページ9
授業は終わり、今は放課後だ。
結局天野さんには何も言われず、案外平和に過ごしていたが、
やっぱり酒呑君の事で何か引っ掛かっている。
今は放課後だけど、クラスメートの子達はちらほらと残っていた。
その中に意外にも酒呑君が残っていた為、私は彼の元に行き、話し掛けた。
『あの、酒呑君。君と私って、何処かで会ったことありますか？』
私がそう言うと、酒呑君は何で？と云う顔をした。
『えっと、酒呑君って今日転校してきたんですよね？
なら、クラスメートの名前とかも知らない筈なのに、
どうして私の名前は知っているのかな、と疑問に思いまして...』
そう言うと、酒呑君は「あぁ」と言い、私の耳元に顔を近付け、こう言った。
ハ「...それは、残念ながらナイショです。どうしても知りたければ、
まずアナタ自身で一回考えてみて下さい。それでは...」
そう言い、酒呑君は私の横を通りすぎ、帰っていった。
ナイショって...？やっぱり私は、酒呑君と何処かで会ったことがあるの...？
そう悶々と考えている私の耳に、昨日振りの声が聞こえた。
帰っていると思っていたのだけれど、普通に居たわね。
ナ「ねぇ西柏さん！今日こそは一緒に帰ろう！」
そう、言わずもがな天野さんだ。
昨日は勝手に約束されたし、本当は一緒に帰らないつもりだったが、
何故か気が変わり、今日は天野さんと一緒に帰ることにした。
当の誘ってきた本人は、あっさりと了承した私に驚いていたが、
余程私と帰れるのが嬉しかったのか、ずっと顔が綻んだままだ。
正直言います。キモいです←
ナ「あ、ねぇ西柏さん」
『はい。なんでしょうか』
ナ「急に聞いて悪いんだけどさ、昨日のアレって見たりした？」
アレとは....あぁアレですね←
『はい、一応。それがどうかしたんですか？』
ナ「え...あ、いや〜あはは」
...？なんでしょうかね。
『何か私に言いたい事があるのならばどうぞ正直にお話し下さい』
其処まで言って、私は何故か後悔し、同時に昔のことを思い出した。
__妖怪なんて、居るワケ無いだろ！__
__こいつ何も無い所でぶつぶつ喋ってて気持ちわり__
__西柏が妖怪なんじゃねぇーの？__
私は訳も分からず頭を抑え、その場にしゃがみこんでしまった。
ナ「え！？西柏さん大丈夫！？？」
そう言いながら、天野さんは私の背中を擦ってくれた。
『っ...はい、大丈夫です。少しばかり頭痛がしただけですので』
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あははは、文字数のお陰で(ry
何度感謝すれば良いのか分からない感謝!!!(((→←またまた感謝
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風丸照美 - 絵が上手ですね！そして私もイナイレ大好きです！野坂君可愛いです！ (2018年7月24日 8時) (
レス) id: 93139036d8 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナッツ - とてもとても絵がお上手ですね！そして野坂君w大好きなので嬉しかったですwww (2018年7月20日 20時) (レス) id: a61f051594 (このIDを非表示/違反報告)
幹葉ミキハ - 慧流さん» 後で変わるもんですよね夢って。私なんか保育園の時将来の夢聞かれて思いつきでパティシエって答えてしまいましたもん(バカ← てかもんってキモすぎだヤバイな← (2018年6月3日 23時) (レス) id: 692896f186 (このIDを非表示/違反報告)
慧流(プロフ) - 幹葉ミキハさん» 私も、夢脱線しかけてます。笑(( (2018年6月3日 13時) (レス) id: d35ab4c030 (このIDを非表示/違反報告)
幹葉ミキハ - 慧流さん» コメント態々有り難うございます〜(は おぉ!!!夢が同じな人がいたわ。ですが私、若干パティシエ諦めかけてます((← ですので漫画のアシスタントさんに行こうかなーと。夢が脱線しかけています← (2018年6月3日 13時) (レス) id: fe07654674 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幹葉ミキハ | 作成日時：2018年4月13日 20時
