[妖怪ウォッチシャドウサイド]私が…本当にしたいことは

11.対峙 ページ19

私達は急いでレッドヘッドが居る交差点へと向かった。

人混みを掻き分け、見えた先には........ランドセルを背負った子と、
恐らくレッドヘッドであろう赤い帽子を被った子が、交差点のド真ん中でカードゲームをしていた。

ケ「あっ！アイツだよ！オレを襲ったのは！」

ト「ナツメ、カードを....」

ナ「うん」

月浪君がブリザードウルフのカードをレッドヘッドに見せ、そのまま勝負することに。



場所は変わり、対戦場所は河川敷だ。

あ、因みに私は、先程言った通りカードゲームをあまりやったことがないので、
解説とか説明とかは無理ですご了承ください(ﾍﾟｺｯ←

レ「俺、勝つ。白い、犬、貰う！」

小さい声ながらも、そんな声が聞こえた。

ト「行くぞ。バトルスタート」

開始の合図と共に、月浪君はカードを取った。

こう云うのを“ドロー”と言うらしい。

なんかさりげなくケースケ君に教えてもらった←

ト「スライムをロックフィールドにセット。アタック表示で、ターンエンド」

あぁもう何。アタック表示って何。ターンエンドって聞いたことはあるけど意味は分からない。

ダメだもう。私カードゲームやらない方が良い。

絶対頭こんがらがる←

レ「俺の、ターン。ドロー。ゴブリンのアビリティでスライムに先制攻撃できる」

その時、横から「しまった....！」と云う声が聞こえた。

ナ「なんかマズいの？」

ケ「ゴブリンのカードは、自分と同ランクかそれ以下のモンスターなら、
相手の先行攻撃表示を無視して、先制攻撃できるアビリティを持っていて....」

ナ「ゴメン。何言ってるか、よく分からない」

その言葉に、私は激しく共感してしまった。

一瞬ケースケ君の口から呪文が飛び出たかと思ったよ←

その後何ターンか続き、やがて勝敗が決まる瞬間(とき)が来た。

ト「僕のターン。カードをドロー.....！僕の勝ちだ！」

レ「....？」

え....まさか、

ト「ブリザードウルフ！！！」

期待を裏切らなかったな、伝説のポ●モン、ブリザードウルフよ！！！←

ト「ライトニングフィールドに、ブリザードウルフをセット！次のターンに必殺技、“大氷河期時代”発動！」

その言葉に、レッドヘッドは焦り、素早くドローした。

すると、何故か急に笑い出し、そしてあのカードを見せてきた。

レ「赤い、龍！！」

そう言った瞬間、レッドヘッドから、黒い煙らしきモノが出てきて、
その煙はやがて、大きな龍へと形作った。

レ「寄越せ！白い、犬！」


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義経出r

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