今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:1,904 hit
小｜中｜大
泣いても泣いても俺は何も変えられないまま ページ1
俺は実況をしている
笑い声の絶えない生活に、満足していた
でも、時々不安になる
「俺は皆といて良いのだろうか」
「皆は俺をどう思っているのだろう」
「俺が生きていても、実況をしていても面白いのだろうか」
下らない。でも、一度不安になると途端に何もわからなくなって
自然と涙は頬を伝い、止めどなく溢れてくる
沢山泣いても、泣き止まなくて
涙が止まれば、何事もなかったかのように、疲れて眠る
そうだ、
それが毎日毎日続いて、そんな夜ばかり繰り返して
何も変わろうとしないでいるから
今日も、また今日もと、息苦しい朝を迎えてしまうんだ
情けない、惨めだ
ただただ、一人つまらない事を考えて
ろくに実況もせず
メンバーに心配をかけては、また下らない事を悩み涙を流す
泣いても、泣いても、意味がない
泣いたところで、俺は何も変わろうとしない
泣いて、自分が可哀想な人間だと思い込みたいだけなんだ
そんな俺を一言で例えるなら、"惨め"だろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レノ - 泣きそうになる。グルさんは辛かったんですかねぇ…でも、仲間がいるみたいなことでしょうか。原曲聞いてみます！兎危さんの作品ほんっとうに大好きです！てか愛してまs(( (2019年9月16日 21時) (
レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
