紅二点。 ページ30
○
ちゃっちゃと頼まれたカレートーストのを横目に小さな鍋を取りだして火にかける。
コトコトと沸騰している間に卵を用意しているとチンっという音によりトーストが出来上がったことが分かる。
沸騰したお湯に卵を入れてスマホで12分計っていく。
お皿にトースト第1弾を乗っけて白福さん達の方へと運ぶ。
『はいっ、どーぞ。
先に半枚ね。もう半分はもっかい焼くから3分後くらいねー。晩御飯楽しんで！』
と足早に解説していく。
なんで２回に分けたかというともちろん、トースターに2枚しか入んないのもだけどこれはチーズがかかってるから余計、焼きたてを食べて欲しかった。
｢ありがとうー。｣
｢ありがとうございます。｣
という言葉を置き去りにしてさっさともう2枚を焼いてしまおう。
ついさっきとおなじように食パン2枚をトースターにぶち込んで2分に設定する。
ついさっきよりも人が少し多くなっただろうか？
誤差だが多分烏野の子達がさらに来たのだと思うことにした。
｢あっ、あのっ！
晩御飯ありがとうございます！｣
と横から声がして振り向くと私と頭一個分くらい違う谷地さん。隣には清水さんもいて｢ありがとう。｣と微かながらも声が聞こえた。
『いやいや。私の担当だからねー。
ささ、美味しく食べちゃって？』
なんて声をかけると
｢ほっ、ほんと美味しそうで！｣
｢これ、ハヤシライスとカレーライス？｣
｢2種類作るの大変なんじゃ…｣なんて心配してくれる清水さんはやはり“女神”と呼ばれるのも納得出来る。
『あぁ、元は一緒だよ？
野菜と豚肉は同じのでルーだけ違うの入れてるの。
切るの大変だったけど思ってくれてるほど大変じゃないと思うよ。』
なんて言うと｢｢ほー。｣｣と2人の声が重なった。
｢凄いですね！｣
なんて言う谷地さんは“天使”とでも例えれば良いのだろうか。やはりここ2人の可愛さも異次元だ。
そんな夢みたいな時間もトースターのチンっという音で終わってしまった。
『ごめんね。トースターが呼んでるみたい。
そっちもお疲れ様。ゆっくり身体労わってね。』
『じゃ』と2人と別れを告げ渋々トースターへと向かった。
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びとうぃーん。(プロフ) - らうさん» コメントありがとうございます！研磨君ですね。続編ではそこそこの段階で絡ませる予定ですのもう少々お待ちください！ (2022年10月9日 14時) (
レス) id: 8763e2b648 (このIDを非表示/違反報告)
らう(プロフ) - すごく面白くてお気に入りの作品です！！よろしければ研磨くんとの絡み見たいです、、、これからも応援してます！ (2022年10月9日 13時) (レス) @page46 id: 246f941ca2 (このIDを非表示/違反報告)
びとうぃーん。(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！これからも出来るだけ更新し続けららるよう努力致しますので今後ともよろしくお願いします！ (2022年10月6日 7時) (レス) id: 8763e2b648 (このIDを非表示/違反報告)
りん - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2022年10月5日 23時) (レス) id: a9de40c3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びとうぃーん。 x他1人 | 作成日時：2022年9月24日 16時
