錆色の目光る。 ページ23
○
気まずい……
サッと北くんから目をそらすと横目でわかる。ペコッと軽く会釈をして来た。
今彼はバレーのコートの中にはいなくて。
南さんを見るに見られなくなりサッと視線を横にやると、リエーフがこのスポドリのプレゼントに喜んでいて芝山と犬岡がリエーフに南さんについて話してる。
ポケッとしていると今度はお尻に強い衝撃が来る。
「黒尾っ!
お前また南さんを惚れてたのかよ。」
なんてまぁまあな大声を出すものだから慌てて「やっくん黙ってっ!」と慌てて弁解するが長い黒髪の彼女はそれを聞いたのか『頑張って』とこちらへ、口パクしてきた。
サラッと180度回転してその黒い髪がひらりとまう。
マネージャーで話が通ったのかやっちゃんは引き続き得点板。
もう1人の清水ちゃんはドリンクとタオルを取りにまた外へ出ていった。
一方の南さんはそのまま北くんの方へ走っていく。
あっちも白鳥沢が焦ってタイムを取ったようだが白鳥沢が10点台なのに対して稲荷崎は23点。
稲荷崎の奴らは心做しか余裕そうに見えた。
「クロ。行くよ?」
と研磨にまで声をかけられる始末だがいい加減この気持ちを無くそうとバチンっと自分の頬を叩く。
「ん、大丈夫そうだね。
さ、
そう話す研磨の顔はやはり獲物を捉えた猫の目のごとくぎらりと光っていた。
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びとうぃーん。(プロフ) - らうさん» コメントありがとうございます!研磨君ですね。続編ではそこそこの段階で絡ませる予定ですのもう少々お待ちください! (2022年10月9日 14時) (レス) id: 8763e2b648 (このIDを非表示/違反報告)
らう(プロフ) - すごく面白くてお気に入りの作品です!!よろしければ研磨くんとの絡み見たいです、、、これからも応援してます! (2022年10月9日 13時) (レス) @page46 id: 246f941ca2 (このIDを非表示/違反報告)
びとうぃーん。(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!これからも出来るだけ更新し続けららるよう努力致しますので今後ともよろしくお願いします! (2022年10月6日 7時) (レス) id: 8763e2b648 (このIDを非表示/違反報告)
りん - すごく面白いです!更新頑張ってください!! (2022年10月5日 23時) (レス) id: a9de40c3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びとうぃーん。 x他1人 | 作成日時:2022年9月24日 16時