青色スポーツドリンク。 ページ25
○
谷地さんと清水さんと別れて緑色のあみあみを越えて稲荷崎の方へと歩みを進める。
こっちのコートもタイムを取ったらしく、メインメンバーが帰ってきたようだ。
『初めまして。南です。
いつも信介が世話になってるみたいで。』
なんて言うとついさっき会った2年生組は少し固まって、色黒の人と、多分1番身長が高い人がこっちへ来る。
女の中じゃ、170cmなんて大きい方なのにさらに大きい彼らを見るとびっくりする。
｢あぁ、いや、こちらこそいつも信介がおって助かっとるわ。｣
なんて1番背の高い人が話しかけてくる。少し屈むは癖なのだろうか。
『信介スポドリって……流石だね。』
なんて‘’スポドリ持ってきて”なんて言おうと思ったのにその前に持ってきている。
気が利いている。
｢あぁ、ありがとうな。結構重かったやろ？｣
なんて言いながらこっちまで箱を持ってきて「ほいっお疲れさん。」と選手に渡していく信介。
私も持ってきたタオルを『どうぞー。』とみんなに配っていく。
2年生ともう1人のユニフォームの色が違う人は未だ動かない。
｢なんやどうしたん？｣
なんて信介がコテっと首を傾げる。
『それやると大体の女落とせそう笑。
はいっ、どーぞ。』
と2年生達の方へと持っていく。
｢あ、ありがとうこざいます。｣
なんてみんなよそよそしく受け取り信介からさらに不審がられる。
｢みんなどうしたん？｣
なんてさらに信介が追い討ちをかけるように問い詰めるが、一向に口を割ろうとはしない。
そんな中監督の先生が｢信介、次角名と変わってや。｣と言いに来る。
｢はい。分かりました｣
と言って軽くるストレッチをする信介。
『ってかウシワカまで居るんだね。ほんと豪華。』
と体育館の壁によりかかりながら信介と話す。
他のみんなは少し呼吸を整えているようだ。
｢やなぁ。でもいちばん強いんわ俺らや。｣
なんて話すからよっぽど自慢のチームなんだろうなと思い『んじゃそろそろ、お暇させて頂こうかな。』と体育館を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 255人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
びとうぃーん。(プロフ) - らうさん» コメントありがとうございます！研磨君ですね。続編ではそこそこの段階で絡ませる予定ですのもう少々お待ちください！ (2022年10月9日 14時) (
レス) id: 8763e2b648 (このIDを非表示/違反報告)
らう(プロフ) - すごく面白くてお気に入りの作品です！！よろしければ研磨くんとの絡み見たいです、、、これからも応援してます！ (2022年10月9日 13時) (レス) @page46 id: 246f941ca2 (このIDを非表示/違反報告)
びとうぃーん。(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！これからも出来るだけ更新し続けららるよう努力致しますので今後ともよろしくお願いします！ (2022年10月6日 7時) (レス) id: 8763e2b648 (このIDを非表示/違反報告)
りん - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2022年10月5日 23時) (レス) id: a9de40c3c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：びとうぃーん。 x他1人 | 作成日時：2022年9月24日 16時
