ヨンジャウロク ページ6
相羽side
暗いなぁ〜幽霊でたらどうしよ…
トイレを抜けて…一時歩いていくと
ガラス張りの通路にでた
そこは月の光がさし
通路を照らしてくれていた
「うわ〜♪今日は満月なんだ」
ガラス張りの方に行き外を見上げる…
視線を落とすと暗い森…
…こわいと思うはずなのに何故か心地よく感じる…
ずっとこのまま…
なんてね
？「…綺麗ですね」
足音と共に後ろから声が聞こえた…
「え？…」
振り向くと女の人が立っていた
髪がながく…制服を来ており胸に沙羅という名プレートをつけていた
店員かなんかだろう
胸を撫で下ろした
…でもなんでこんな所に？
「何かあったんですか？…ここら辺の電気消えていたので…」
沙「いえ…消灯時間が過ぎただけですよ…」
「…ここってそういうのあるんですか？」
沙「はい…ある理由がございまして…」
「理由？」
彼女の表情が曇る
沙「………協力してもらいたい事があるんですけどいいですか？」
「協力？…」
何か困りごとがあるのかな？…
全然この洋館は設備など整っているし
不備があるとは思えない
それに…
「何で僕？」
回りの店員などたくさんいるはずだけど…
沙「貴方じゃないといけないんです」
僕じゃないといけない？
「どういうこと？意味がわからないよ…」
彼女は何をいってるんだ？…
沙「……こういうことです」
懐から何かを取り出す
「!!!？」
先がキラリとひかるそれ…
避けきれなかった
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作者名：赤龍 | 作成日時：2016年6月28日 0時
