ハチジュウハチ ページ48
………
「でっ案内するところって?」
沙「そこが…ちょっと森の中にありまして」
相「えっ外にあるの?」
沙「はい…なので相羽様は…何か被る物あります?」
なんとなくさとる
吸血鬼はやっぱ日光に…
相「…なんかタオルでも大丈夫?」
沙「はい全然Okです！」
相「よし！わかった…でも俺はいいけど」
沙「どうされました?」
相羽さんの目線が将さんに移る
将「ん?どうしたの?」
相「いや将ちゃんにも被せようかなって♪」
何故将さん?
将「どうして?」
相「哲ちゃんはまだしも将ちゃんまで真っ黒になって欲しくないから♪」
哲「ぷー」
和「確かに将さんは色白いですもんね−」
っと言ってるわりには和目笑ってないよね
仕方ない助けてやるか
「じゃあ俺は和と日傘さして行こう」
和「はい！ありがとうございます！」
相「…ぷん」
ほら思った通りの反応
哲「おいらはどっち入ろう?タオル班か日傘班」
将「相葉ちゃんは仕方ないかもしれないけど皆は大丈夫だろ?俺も別に日焼けとか気にしないし」
哲「だよね！しょおくん!」
将「…いや哲くんの焼けレベルは避けたいけども笑」
哲「しょおくん酷い…ぐすっ」
あらあら泣かせちゃた…
将「ごめんねよしよし」
哲「ん//…」
なんて気持ち良さそうな顔
ずるい!…
和「…松元さん……眉毛がつながってますよ」
はぁ…いいな皆イチャイチャする相手がいて
俺だけいつもおいてけぼりな気がする…
ははっなに考えてるんだろ俺
今大事なのはそれじゃないだろ!…
「よし！行くか！」
沙「準備は大丈夫ですか？」
相「うんあっ！ちょっと待ってお菓子の準備してなかった！」
将「それ必要?笑」
和「今から遠足行くんですか?私達」
相「森探検♪♪」
もう何言ってもだめだな…
……森……か……
シ【……今夜また会おうね黒髪の兄ちゃん】
何故かそのシルヴァという男が言っていた言葉を思い出す
………今夜…
この不安な一体何だろうか?…
身の危険がもうそこに…
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作者名：赤龍 | 作成日時：2016年6月28日 0時
