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ヨンジュウシ ページ4
相羽side
「はぁ!……」
もうちょいで見れたのに!…
夢か…
っていうか
「えっ…えっ!？待って待ってここどこ？!」
目の前の少し奥にある横長の鏡
横を向くと
個室の扉が開いて並んでいる
自分はその中の個室間の壁の一つに寄りかかっている状態だった
「あれ？何でこんな所いるんだっけ…」
確か夕食から部屋にもどって和と手持ち式のゲームで遊んでたはずだけど…
それからがどうしても思い出せない…
立ち上がり鏡の方に向かう
この年で記憶喪失かぁ
とにかく顔洗おっと
いちばん右端の手洗い場に向かう
…するとなにか飾ってあった
この棘がついてる花は…
花瓶にさしてあったのは緑の薔薇の花だった
緑色って始めてみた…
そんなことを考えながら
顔を洗い始めた
「ｸぅ〜!!♪」
気持ちい…
顔をあげ
一時鏡とにらめっこ
が暗くて顔が見えない
「電気…電気っと」
トイレの入口に添えてあるスイッチの所に行きONにつけて
また鏡の方に戻り
再びにらめっこ
顔を洗ったらスッキリして思い出すかなっとおもたんだけど…
やっぱり無理だ…
こんな所で一人考えていても何も分からないかもなぁ
「部屋に戻ろ」
そうトイレの入口に向かい電気をoff に切り
そこから出ていった
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作者名：赤龍 | 作成日時：2016年6月28日 0時
