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ロクジュウシチ ページ27
松元side
「はぁ〜…」
…こんな洋館に予約するんじゃなかった
訳ありだったなんて…
そして知ってしまった真実…
突き付けられた絶望
…吸血鬼になること…
そんなの嫌だ…
?「おまえ何処から来たんじゃ？」
ふと顔を上げる
すると
70代から80代くらいのお爺ちゃんが自分が入っている湯船に入ってきた
「あっはい…東京から来まして…」
お爺「お〜はるばる東京からねぇ」
「えぇ…」
まぁ温泉はこういう所もいいよね…
人生の先輩とも語れる場でもあるし
お爺「そうじゃ…君美人だね」
いやいや俺男ですから笑…
「有り難うございます…笑」
お爺「わしもなぁ〜昔はそんな美形だっだのぅ〜おなごにももててなぁ」
「…そうなんですか…羨ましいです!」
お爺「もう１度あの頃に戻りたいなぁ〜」
その後はたわいのない話が続いた…
……
お爺「じゃあお先失礼するね」
「はい…いろんな武勇伝聞かせてもらって勉強になりました有り難うございます笑！」
そうそのおじさんを見送った
俺もそろそろ上がろ…
そう近くのシャワーするとこに向かっていった
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作者名：赤龍 | 作成日時：2016年6月28日 0時
