洋館2 (ページ18)

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ゴジュウハチ(微裏) ページ18

和side

蒸気する将さんの潤んだ瞳が僕の何かに火をつける

「将さん…」

将「んﾊｧ…//アッかず…こんなｯ//…とこで」

高くかすれていく将さんの声…

「誰も見てませんって…」

そう彼の耳に囁くと

そのまま僕の色に染めあげていった

…………………………

「すいませんつい」

将「やっていいこととやっちゃいけないことがあるだろ//」

「でも少しはスッキリしたんじゃないですか？」

将「バカ!//」

「………将さんは吸血鬼の件どう思います？」

将「話変えやがった!!//…」

「えｯ…“まだ物足りないんですか？ﾆﾔﾘ♪」

将「悪魔だ…」

そう離れて行こうとする将さんの背中をがっしり抱き締める

将「ｯ//離せ!!//よ!!」

「…将さん可愛い」

将「可愛いくなんかない//!」

無自覚にもほどがありますよ…

「大丈夫ですよ…そんな第４ラウンドまでしませんから」

将「第４ラウンドまでｯて//2～3ラウンドするきじゃねぇか//!!」

「なんて…冗談ですよ」

そう体を離してあげた…

「…ﾊｧ～良かった//」

「……で話をもとにもどしますが将さんは吸血鬼の件どう思ってます？」

「…どうって和はどうなの？」

質問を質問でかえすんですね…

「………なるしか方法はないでしょう」

私もほんと化け物になるなんてごめんこうむりますよ…

でも…そうしないと僕らの人間界が危ない

将「……俺怖いよ自分が自分じゃなくなるんだろ」

「私も怖いですよ…」

そんなの皆一緒ですって…

将「和…」

「はい？」

将「…絶対生きて帰ろうな…」

「そんなの…当たり前じゃないですか!」

必ず生き延びてやりますよ

将「ﾌﾌ和のおかげで元気がわいた気がする」

そう将さんが優しく微笑んだ…