ゴジュウシチ ページ17
将side
メンバーと風呂に入るって何年ぶりだろうか…
皆忙しくてなかなかそういう機会がなかったもんな
温泉がある場所につくとゆとかかれた垂れ幕をくぐる
中は他の客も2〜3人ぐらいしかいなくて空いていた
和「よかった〜ほぼ貸しきりじゃないですか！」
朝イチだからね…
それもそのはず…
…………
和「露天風呂いきましょう！!」
「待ってタオルタオル和早いって!」
手をひかれ
滑りそうになる俺をよそに
中にある風呂をぬけ
外の露天風呂がある方に行き扉を開ける
そこには薄暗い空の下湧き出る湯があった
和「誰もいない！よし…」
そういう和が何故か嬉しそうだ
「テンションあがり過ぎだよ笑」
俺も嬉しくなる…
和が先に入り俺も肩まで浸かる
熱かったけど外の涼しさもあり丁度良かった
そしてじっと俺を見る和の視線
「何だよ」
和「いや将さん得意技があったンじゃなかったですけ…」
得意技？何の事だろ
和「将さん風呂に浸かる時は顔まで浸かるんですよね？」
「ぁあ!…それね得意技なんかじゃないけど笑」
その事で番組で取り上げられた事もあったなぁ〜
和「今もやってるんですか？」
「まぁ〜時々ね」
和「やってくださいよ」
「えっ今？」
和「じゃあいつやるの？」
「今でしょ!!って……言わせんなよ笑！!」
和「見てみたいんです一瞬だけでいいので」
和が手を重ね御願いポーズをする
別に何も面白くないと思うけどなぁ〜
仕方なく答えるべく目をつむり
潜っていった
そして再び戻ろうと湯から顔を出した瞬間
唇にあたった柔らかい感触
気づくと彼の唇が自分のに重なっていた
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作者名：赤龍 | 作成日時：2016年6月28日 0時
