洋館2 (ページ16)

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ゴジュウロクページ16

将side

一瞬で空気が張りつめた…

沙「…そしたら不死身同士の戦いになり毒を飲ませるタイミングを掴めるかもしれません」

俺たちに血を吸う化け物になれってこと…

そんなの…

沙「方法はこの二つしかありません」

和「…そうなんですか」

沙「早く決めてくださいね…あちらは着々と準備を始めていると思いますこの洋館に泊まっているお客さま全て対象内でしょう」

哲「そんな」

沙「…この洋館から逃げ出しても構いません…しかしそれは…」

和「“人間を見捨てることになるってことですよね”」

和「…考えてみます」

沙「明日の夜また来ますね」

時計をみると朝五時ごろを指していた

もうこんな時間なんだ…

沙「朝食は朝7時予約していますので遅れずに起こし下さいではこれで」

そう沙羅さんは部屋から出ていった

哲「……疲れたね」

和「………ねぇ将さん」

「ン？」

和「朝風呂付き合ってくれません？」

突然の和の告白にドキリと、いやびっくりした

「いいよ」

そう返す

哲「おいらも入る!」

和「貴方は部屋にいてください…」

哲「へっなんで？」

和「j のことを考えて下さい…相羽ちゃんかいることにパニクってしまうでしょう」

そうか

この三人しかしらないもんね…

哲「…わかった」

しゅんとなる哲君に和のペットか!って突っ込みたくなった笑

和「準備しますね」そう腰を上げた和に続いて

立ち上がる

相「zZz 」

相羽ちゃんは畳の上で爆睡中…

和「行きますか…」

「おう！」

手に浴衣や着替えを持ち

部屋から出ていった