ゴジュウイチ ページ11
将side
何で………
俺は幻をみてるのか………
抱き付く誰か…
この温もりは
この名を呼ぶ声は
一人しかいない…
？「しょおちゃん!!…」
貴方は本当に…
？「僕だよ相羽だよ！!」
いるわけねぇじゃん…
？「僕の事忘れちゃったの？ねぇってば〜！!」
「……バチャン…？」
自分の肩を一生懸命揺らす彼が
あの大好きな笑顔を見せた
相「そうだよ…」
ほんとにお前なのかよ…
「相羽ちゃん…!!!!」
思いっきり抱き締め返した…
やべぇ泣きそう…
相「しょおちゃん!…」
「相羽ちゃん!!」
相「しょおちゃ…!))ｸﾞｽ//!」
「何泣いてんだよばか…」
僕の目に狂いはない…
哲「……しょおくんから離れろ…」
違うよ哲君
この人は間違いなく相羽ちゃんなんだって…
相「おおちゃん!!!!!」
哲「……部屋は僕が閉めたはず…何故入れた？」
そうだった…
鍵は哲君が閉めてくれたんだ…
何で入れたんだろう？…
一番重要な事忘れてた
相「…それは…」
？「私が開けました」
部屋に入ってきた女の人
どこかで見たような…
？「紅茶は美味しかったですか？」
そうだあの時
『綺麗な人だなぁ〜』
松『誰が綺麗な人なの？』
松元がチェックインしてる時に出会った沙羅(サラ)という女性店員を思い出した
相「しょうちゃん知り合い？」
哲「………色々聞きたい」
沙「いいですよ」
そうにっこり笑った
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作者名：赤龍 | 作成日時：2016年6月28日 0時
