俺の良きライバル。Part2

Episode66 シルクロードside ページ19

今日は朝から撮影していて、トレーニングも出来ないほど詰めて撮影を進めた。体が言うこと聞かないほどガチガチのため、兄貴の家に行こうとしてる俺。だけど何も連絡せずに向かってる。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…

兄ク「はい、(ｶﾞﾁｬ)」

兄貴に家へとりあえず入れてもらった。
どうしたか、と聞かれても特に理由はない。

シ「あの…さ、」

兄ク「ん？なんだよ、改まって笑」

シ「いや、今年で俺ら10年なんだ〜って。」

家族のおかげって言ったら大げさになるけど、でも本当に助けられている部分はやはり沢山あって。

兄ク「そうだな、10年経つのか…。」

シ「今日泊まっていい？」

兄ク「そういうと思った。けど何もねえから買いに行くぞ。(出る準備をして)」

シ「姉ちゃんは？」

兄ク「大学の同窓会だとさ。きっと朝まで飲んでくると思う。」

シ「ふーん。そうなんだ。」

そんな会話をしながら夜中のコンビニへ。俺も実際そうだから兄貴のことあんまり言えないけど、コンビニ飯を続けたくない。

シ「帰ったら食いながらスマブラしようぜ。」

兄ク「いいじゃん。俺も明日休みだし。」

シ「2人揃って休みか〜。羨ましいわ…。」

んじゃ、マサイに連絡しよーっと。

シ「もしもーし。」

マ「なんじゃ。」

兄ク「おーい。お前何飲むんだー？」

マ「あ、はーい。明日了解。(ﾋﾟｯ)」

さすがだわ。よし、完了〜。

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