俺の良きライバル。

Episode35 兄クロードside ページ37

Twitterに「今日から遅めの夏休みに入るということで、しばらくインスタグラマーになろうかと思います。」とだけ呟いてAと一緒に誕生日旅行へ。

『去年は私のリクエストでハワイだったけど、今年は慶のリクエストでコロン島か〜。なんか島が続くね笑』

兄ク「そうだな笑」

そんな話をしているとあっという間にコロン島へ到着。Aにスッと携帯を渡し、インスタ用の写真を撮ってもらう。

『なんか良い感じになったよ〜』

兄ク「どれどれ…(携帯の画面を覗き込む)」

『この色味と慶の男らしい背中が好き。』

兄ク「側から見たら俺らなんなんだろな笑」

『カップルに見えるんかな？』

Aは英語だけはズバ抜けて兄弟の誰よりも出来る。だから買い物や現地の人との会話は任せてる。

『ねえ、ここで写真撮ったらすごい良い感じになるかも。』

兄ク「撮ってみて。」

そう言い、Aに携帯を渡す。なかなか良いと言われなかったので自分から振り返る。すると…

『あ、、バレた…？』

兄ク「動画撮ってただろ笑」

『ピンポーン。当たり〜(ﾆｺｯ)』

兄ク「それでどうせあれだろ？チビに送るんだろ？笑」

『さすが慶だね。いま送ったところだよ。』

そう、Aは何かしらの理由を付けて、チビに俺の写真やら動画やらを送りつけている。

『今日はね、この体に追いつきたいなら自分を追い込め。って送ってあげたよ♡』

兄ク「そのハートはなんだ！！何の意味のハートだよ！！笑」

現地の人「You're very good couple. haha. The feeling of each other will be interverent in each other. (訳：貴方たちお似合いのカップルみたいね〜！ふふ、なんだかお互いがお互いに助け合ってる感じが伝わってくるわ。)」

『Really? Thank you so much. Bye.(本当ですか？ありがとうございます。では。)』

兄ク「なになに？え？全然分からなかったんだけど笑」

この通りである。Aは本当に俺には及ばない存在だ。さあ、そろそろホテルへ向かうとするかな…。

兄ク「おーい。そろそろホテル向かうぞ〜。」

『はーい。』


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どうでしょうか？？兄クロードさんのInstagramのストーリーを元にやっているけれど…ってところですが…笑

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