俺の良きライバル。

Episode30 兄クロードside ページ32

チビへのドッキリが終わり、今度は片付け。
Aは協力してくれた先輩に挨拶してる。

『今日はありがとう。こんなのに付き合わせてごめんね？』

男「いや、いいよ。久しぶりにAに会えたし。」

あ"あ"…。イライラする…。いくら円満的な別れ方したと言ってもあれはねえだろ。呼び捨てはねえだろ…。

兄ク「…(シルクに無言で当たり続けてる)」

シ「ん？兄ちゃんどうした？」

兄ク「なんも。トレーニング中…。」

ああ、こんなことで弟に当たる俺って心狭いな。
まあ、Aに見られなきゃいっか。

シ「うし、現状復帰完了〜。」

ン・マ「お疲れ〜。」

ザ・モ「お疲れさーん。」

終わった。さあ、帰ろ。

男「あ、また連絡先聞いてもいい？」

『あ、ごめん。今さ、携帯忘れてないんだよね。』

男「そっか、じゃあまたな。慶くんもまた。」

兄ク「ありがとうございました。(ﾍﾟｺｯ)」

あっぶねえ…。
もう少し早く見られてたらバレてたわ。

『慶、私帰るよ。』

兄ク「俺、こいつに用ある…から先帰ってて」

シ「俺ないよ笑」

少し疑う顔をしたけど、はーい って返事して帰ってったA。

ﾊﾞﾀﾝ…

兄ク「お前空気読めよ！！」

シ「いや、何が？え？」

あー、こいつ恋愛下手だわ。絶対。

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また中途半端なところ…(；＿；)

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ザカオ

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