俺の良きライバル。

Episode 02 兄クロードside ページ3

友1「え、慶お前、珍しく酔っ払ってんな！！」

兄ク「うるせえ、俺にだってそういう日もあるわ。」

友2「悩んでることあるんだったら俺らにも相談しろよ？」

兄ク「あざー。いや〜、実はさ…」

今日は高校のときのバスケ部と飲み。
それぞれの仕事が忙しく、やっと時間が出来た。
俺の悩み？愚痴？を聞いてもらったり、皆の話を聞いたり。
近況報告を出来ることが嬉しくて、珍しく酔っ払った俺。

友3「おーい、慶。そろそろ帰るぞ。」

兄ク「うーい。あ、俺迎え呼ぶから。今日はありがとな！また飲もうぜ〜！！」

友全「おう！またな！！」

さあて、今日は家に帰る気分じゃねえわ。
チビの所は絶対うるせえし、撮影してるだろうから、Aに電話だな。頼むから出てくれ…。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…

『なに。これから寝るんだけど。』

兄ク「出てくれた〜。迎えきて。俺の行きつけの○○まで。」

『は？何。酔っ払ってんの？友達は？』

兄ク「帰った。つか、帰した。」

『めんど、でも私の家がバレなくなるね。偉いじゃん。今から行くから待ってて。』

兄ク「うーい。(電話を切る)」

俺と双子の姉のA。
チビにはすげえ厳しいけど、俺には優しい一面もあるA。怒ったときのAには俺も敵わねえほど怖い。
でも俺的には、Aも諒も良きライバルなんだよな。

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ザカオ

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