Episode43 シルクロードside ページ45
この前、姉ちゃんは予定があっていなかったけど、兄貴と一緒に撮った動画をYouTubeにあげたときのこと。姉ちゃんからLINEが入る。
Aこの動画、いま見てきたけど、すごい良かったよ。高校のときに唯一連絡先交換してたクラスの女子から久しぶりに連絡来て「良い家族だね」って連絡来た。
シ「珍し…。」
兄ク「ん?何が?」
え、俺声に出てたのか…?
兄ク「まる聞こえだわ笑 1人で何喋ってんだよ笑」
シ「いや、この前の動画で姉ちゃんから褒めてくれたなーって。珍しくね?」
兄ク「Aが?お前に?」
シ「そうだって言ってんじゃんか笑」
兄ク「そっかそっか笑 で、なんて送られてきたん?(携帯を覗き込む)」
兄貴に勝手に覗き込まれ…
兄ク「Aらしいな。てか女と連絡先交換してたんだ、高校の頃。」
シ「え?どういうこと?」
どういうことか聞くと、姉ちゃん今では男の俺でもかっこいい女性という存在だが、高校のときはどうだったのかあまり良く知らなかったので、兄貴に聞くことにした。
兄ク「あいつさ、高校の頃は俺も及ばないほど本当にすごくてさ…。」
シ「ああ、すげえのは俺だって分かるよ。バスケも勉強も出来るし。」
兄ク「まあな。それは分かるよな。他にもあいつには大変なことがあったんだよ。」
他にも…?兄貴から言わせれば、姉ちゃんは同性からの告白がとても多く、それが嫌で転校まで考えていたらしい。そんな話をしていると…。
ピンポーン…
『…。』
兄ク「出てきて。」
シ「あ、うん。は、はーい。(ガチャ)」
『あ、諒もいるならちょうど良い!3人で飲み行こ!今日は全てお姉ちゃんのお代です。』
兄ク「先行ってて?俺、次のデザイン固まってなくてさ…d…」
『ねえ、慶。あんたまた無理してる。今日くらいゆっくりしてよ。帰ってきたら一緒にやる。手伝うから。』
シ「本当に姉ちゃんの言う通りだよ。今日くらいゆっくりしようぜ。しかも姉ちゃんの奢りだぜ?もちろん店は抑えてるんでしょ?」
『私が抑えてないことなんて今まであった?』
2人「無いです…!」
『あはは笑 さあ、今日は赤身のお肉食べに行くよ〜!出発進行〜!』
さあ、さっきの話の続きはこの後の店で話す予定です。姉ちゃんの選ぶ店は毎回最高なおもてなしをしてもらえるんだよな〜。俺のことも考えて絶対に個室にしてくれるあたり優しすぎるんだよな。
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ザカオ
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水 - 一言!!面白いです! (2020年8月11日 17時) (レス) id: 15e2b27a38 (このIDを非表示/違反報告)
テツ(プロフ) - 絢さん» あっ!すいません…!作成者のところをみていました…ひっそりと応援させていただきます! (2019年8月19日 0時) (レス) id: ed7ca41288 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - テツさん» 名前違いますが…タコさんの別垢です!ありがとうございます!これからも更新頑張りますね!! (2019年8月18日 22時) (レス) id: 5684c1f71e (このIDを非表示/違反報告)
テツ(プロフ) - おもしろい…!更新そわそわしながら待ちます!タコさんのペースで頑張ってください(*´ω`*) (2019年8月18日 9時) (レス) id: ed7ca41288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タコさん | 作成日時:2019年8月15日 7時