俺の良きライバル。

Episode24 シルクロードside ページ26

ずっと思っていたのは、なんでこんなにも2人が仲良いのか。それには兄貴の病気が関係していると思った。
側から見たら、彼氏と彼女でしょっていうくらい、仲の良い2人。

シ「俺もさ、高校のときに色々研究したんだよ。かかとを踏んでる靴とかだと身体能力が落ちんだって。」

《※靴を選んだり管理するのは重要！》

『あー、バカみたいに研究してたね。なんか実験台にさせられた記憶しかないけどね。』

兄ク「そんな話してたん？俺知らないんだけど笑」

『慶、早くやって。あんたがやんないと私出来ないんだから。』

そう言われて兄貴が素直に挑戦する。

シ「いや〜、惜しい！！」

兄ク「今、行けただろう〜…！！」

シ「今行けたね！！壁キック出来るまで帰れま10…」

《兄貴、パルクールの壁キックできるまで帰れません！！》

挑戦して成功した。だよな〜。
俺より技術も体力もあるもんな。さ、次は姉貴。

『いや、言われた瞬間に出来るんかい笑』

兄ク「自分でもびっくりしてるよ？笑」

シ「素晴らしい！！(3人でハイタッチ)次、姉ちゃんやってみて。」

『もう1回、お前の動き見せて。』

そう、兄貴と違って姉ちゃんは目で見て覚えるタイプ。まあ、もちろん体にも覚えさせるんだけどね。

『ああ、はいはい。分かった。行くよ？(カメラ目線で)』

兄ク「いや、今なんでカメラ目線した？笑」

俺もそう思ったけど、とりあえず見守る。
軽々と成功させた。2人で絶句。言葉も出ず。

『いや、成功して嬉しいけど黙ってたら動画にならねえだろ笑』

シ「そうだわ笑 いやでも、すげえ。パルクール習ったことあんの？」

『私？無いよ？』

兄ク「無いのに一発って何？は？」

『いまの慶、チビ猿そっくりだった笑 あははは笑』


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さあ、次は壁を走るやつ！！Great wallだったかな？
何だか、掻い摘んで書いてるのにこの動画長くなっちゃったね…ごめんなさいm(._.)m

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