chapter11 JM ページ39
�狢感箸�めでとう��
他人事のように遠く聞こえた
ああ、卒業するんだな、ぼくたちって
華の高校生
特にキラキラした青春に強い憧れを抱いていたわけではないけど
あのどしゃ降りの雨の日
彼女がぼくのアパートを選ばなかったら
ぼくが声をかけなかったら
さんにんの時間は生まれなかったのかも。とかおもうと少しこわいよね
見慣れた教室からの景色も、友達の顔も
もう見ることもないのか、って感慨深くて
つい最近までは早く卒業したいとおもってたくせに、と自分に笑えた
「ジミナっ！」
ああ、ほんとにぼくは君の声がすきだった
Aに名前を呼ばれると、胸がぎゅっとなるんだ
「ごはん食べに行こう！さんにんで！」
Aの後ろから、気だるそうに何枚かの手紙を手に持って歩いてきたテヒョンが見えた
JM「テヒョンア、それラブレター？」
TH「ったりめーだろ、まあほとんど顔知らない子だけどねー」
「おおーモテる男は違うね」
この2週間
ほんとのところ、何があったのか、ぼくは知らない
だけど、ユンギヒョンがデビューした日
彼女がぼくの前で泣いた日
彼女はぼくの言葉に小さく頷いた
その日を境に、
もとの�爐気鵑砲鶚瓩北瓩辰燭茲Δ福�気はした
会えなくなる、その日に急に焦りを感じたようにね。
テヒョンが突拍子もないことを言って
Aがちゃんと突っ込んであげる
ぼくが笑えば、ふたりも笑う
そんな関係が、ぼくはすきだった
初めてに近いほど、�狃�の子�瓩箸泙箸發墨辰靴�
彼女のことを知った
彼女の笑顔も涙も全部見てきた
�爐箸發世銑�
そんなレッテルが無ければ、とおもったことだって正直あったよ
でもきっとそれは、雛鳥が初めに見た親鳥に懐くように
ぼくに�狃蕕瓩騰瓩鬚燭�さんくれた人だからだとおもうんだ
その意味では、Aはぼくにとって特別な存在
キラキラ輝く思い出をくれた大事な人
今日で会えなくなるのか、そうおもうと胸が苦しくなった
テヒョンと、Aとさんにんで制服を着て、カフェに行くことは二度とない
あたりまえが崩れて、また新しいことが増えていく
またさんにんで会えたら、そのときはお酒でも飲みながら、たくさん話そう
そのときには、ぼくも少しはおとなになれてたらいいな
JM「じゃあね」
「ばいばい」
TH「じゃーな」
そんなぼくの19歳の話
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ray(プロフ) - ぽんずさん» ありがとうございます！楽しんでくださる方がいて嬉しい限りです^ ^ (2020年9月12日 14時) (
レス) id: 6deec65d7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 言葉選びが素敵で、ストーリーも楽しみにしてます！ (2020年9月12日 2時) (レス) id: bbaf3f1256 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ray | 作成日時：2020年8月15日 20時
