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�爛轡絅�か、いいかもな、気に入った。��
別れる前のオッパの声が響く
なんで、とおもった
わたしが提案した名前を使うのかってことじゃなくて
頭のいいオッパが、わたしの耳に入ることをどうして考慮しなかったのかってことに
「全然わかんないよ」
別れた時だってそうだった
何も言わずにわたしとの関係を切ったくせに
今回もそう、勝手にわたしの気持ちを揺さぶるんだ
次の日の朝はすごく、すごく憂鬱だった
卒業間近の少し浮かれ気味の教室の雰囲気に馴染めなくて
ひとりでその場から逃げた
開いてるのかな、ここ。
そう思いながら手を掛けた屋上の扉
光を見た瞬間、びゅんっと風がわたしを通り過ぎた
ひとりで来るには広すぎるなーんにもない空間も
ごちゃごちゃに絡まった思考とは正反対の澄み切った空も
全部がわたしの気持ちを乱した
デビュー曲、聞いてみようかな。
別に、期待してるわけじゃない
だってバカみたい
もしかしたら、まだ…、なんて思ってしまうのは不純
テヒョンとのキスの温度
彼の熱を帯びた目が、わたしの指を止める
��sug��
そこまで検索フォームに打ち込んだとき
ガチャ、と背後から音がした
やばい、隠れなきゃ。とおもったけど
振り返ったときにはもう遅かった
「はぁ…はぁ、なにしてるの」
目の前には、息が切れたジミナ
お互い状況理解に苦しんで変な時間が流れた
「なにって、なんとなく…教室うるさかったから」
JM「はぁ…なんだ、教室いなかったから聞いて回ったら、屋上行くの見たって言われたから、焦ってきたのに…」
「なんで？」
JM「…ヒョンのこと、もう知ってるでしょ？」
ジミナが、息を整えながら、でも真剣な顔でわたしを見る
…ほんと、こういうところ
嫌になるくらい優しい、優しすぎるの
「ジミナ、わたしっ…」
わからなかった
涙が出た理由が。
だけど
ジミナの包み込むような柔らかい目が、雰囲気が、そうさせたんだとおもう
ジミナが一歩わたしに近づいた
距離感を探るように、どこまで知っていいのか迷うように
JM「A、ぼくは、全てを知ってるわけじゃないから、的外れなことを言ったらごめんね？」
言葉を選ぶようにゆっくり話すジミン
JM「その涙は、どっちを選べばいいのかわからないからじゃなくて
その答えはわかった上で、片方に対する罪悪感、なんじゃない？」
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ray(プロフ) - ぽんずさん» ありがとうございます！楽しんでくださる方がいて嬉しい限りです^ ^ (2020年9月12日 14時) (
レス) id: 6deec65d7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 言葉選びが素敵で、ストーリーも楽しみにしてます！ (2020年9月12日 2時) (レス) id: bbaf3f1256 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ray | 作成日時：2020年8月15日 20時
