. ページ34
TH「手でも繋いどく？」
「っえ？」
TH「おれのことすきなんでしょ？」
「ちょっ、やめて…///」
同じ気持ちだと伝えれば、雪が溶けたみたいに、ふわっと彼は笑った
あったかい、冬の朝の布団の中みたいな、そんな気持ち
だけど同時に小さな罪悪感を感じてた
それが誰に何に対してかあの時ははっきりわからなかったけど
時間も遅いし、身体が冷えるからって、家に帰ろうと促された
あーこういうところなんだろうなって、さりげなく相手を女の子扱いして
さすが出来る男だ。と彼を見つめた
�爐發Δ垢海薫貊錣砲い燭き瓩辰討修鵑粉鼎じ斥佞�頭に浮かんだけど
甘えることに慣れてないわたしには、到底言えなかった
帰り道は、来るときみたいな重たい空気じゃなくて
テヒョンの熱を感じながら歩いた
彼のわたしに対する好意と、初めてちゃんと触れた手の温度と
TH「ん、じゃーね」
家の前に着いて、手が離れる
急にわたしたちの間に入り込んだ冷たい空気に嫌気がして、無意識に彼の手を追いかけそうになった
そのまま行き場のなくなった手を上げて、彼に向かってひらひらと振れば
テヒョンが顔を近づけた
キスだと思って目を閉じたけど、彼の柔らかい唇を感じたのは頬だった
ゆっくり目を開けたら、いじわるそうな顔でわたしを見るテヒョンと目があって
TH「唇は夜眠れなくなっちゃうでしょ？」
って、にやにやしながら言われたもんだから、彼の肩を叩いた
家に入って、あったかい空気に包まれて
オンマのおかえりって声が聞こえて、またほんの少しの罪悪感
ただいま、と返して、無理に誤魔化した
部屋で着替えるときも、お風呂の中も、ベットの上でも
頭の中はテヒョンの声、体温、あの甘い雰囲気で埋め尽くされて
�犢イ��瓩辰討海ΔいΥ恭个世辰燭覆辰栃僂卜篝鼎帽佑┐討�
22:46
《おやすみ》
個人に届いたメッセージ
同じ文面を返して、またテヒョンのことを想う
ふとジミンのことが浮かんだ
彼になんて言うの。と
ただでさえ勉強で忙しいのに
�猯∪擇雖瓩砲盒瓩い茲Δ覆海箸鯏舛┐襪里蓮△い�らなんでも酷すぎる
自分勝手すぎたんじゃないか、と自分を責めた
やっぱりこの気持ちは確かめ合うべきじゃなかったんじゃないかって
布団に入っても
�犢イ��瓩鉢犧甍�感�瓩�交差したまま解けなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ray(プロフ) - ぽんずさん» ありがとうございます！楽しんでくださる方がいて嬉しい限りです^ ^ (2020年9月12日 14時) (
レス) id: 6deec65d7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 言葉選びが素敵で、ストーリーも楽しみにしてます！ (2020年9月12日 2時) (レス) id: bbaf3f1256 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ray | 作成日時：2020年8月15日 20時
