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はんぶん
うん、きっとちょーど半分くらい
「あ、もうそろそろ帰んなきゃ」
TH「もちょっと、いいじゃん」
この頃さんにんで遊んだ帰り道、テヒョンが家まで送ってくれるようになった
変だよね、理由はない。って言うんだもん
家に着いて、少しだけ話す
少しだけ少しだけが伸びて、時計の針が回る
何度ジョングギに玄関から不審な目を向けられたことか。
TH「まだ話したい」
甘えたように言うんだよ
そのたびに頭を掠める、オッパと�猯�人�瓩世辰浸�間
かと思えば、
「テヒョンア教科書貸して」
TH「今ねみいから他当たって」
前と全く変わらない、いや前よりも冷たいくらいの態度の時もあった
それが半々くらいの割合だったってこと。
甘い時間の方が少しでも多ければ、期待した？
逆に冷たくされてれば、突き放した？
そんなのわからないし、考えたくもない
その頃から
ジミナとの距離もおかしくなり始めた
「ジミナ、今日さんにんで…」
JM「ごめんね今日も塾行くから行けない」
「そっ、か。がんばって」
放課後に誘っても、そそくさとリュックをからってしまう
最近よく眼鏡をかけるようになったジミンは、仲の良かったジミナとは別人に見えた
だからといって、テヒョンとふたりで遊んだりはしない
それは暗黙の了解
越えちゃいけない領域
わたしたちがこの関係を保つためのルール。…だったはず
ともだちってなんだっけ
わたし、テヒョンにどういう感情で向き合ってたっけ
そう、考えることが多くなった
さんにんでいることは、そう難しいことじゃなかったはずなのにね
気がつけば、テヒョンの靴箱を毎朝確認するんだよ
家に入って、テヒョンの香りが残ってたら、こころがぎゅって痛くなる
彼の低い声が、彼のさらさらの髪が
油断すれば頭にふわふわ浮かぶ
はやく消えて。と誤魔化した
もうとっくにわかってたはず
一度経験してる�猯��瓩箸いΥ蕎�
ねえテヒョン、あのときテヒョンも少しはそんな気持ちになったりした？
吐き出した息が白く染まる
ふたりで歩いたことのある道をひとり
クリスマスもテヒョンの誕生日もやってくる
自分の気持ちを操作することなんて簡単だと思ってた
こんなに難しいなら、
貴方に惹かれたことから、無かったことにしたかったんだ
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ray(プロフ) - ぽんずさん» ありがとうございます！楽しんでくださる方がいて嬉しい限りです^ ^ (2020年9月12日 14時) (
レス) id: 6deec65d7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 言葉選びが素敵で、ストーリーも楽しみにしてます！ (2020年9月12日 2時) (レス) id: bbaf3f1256 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ray | 作成日時：2020年8月15日 20時
