. TH ページ21
TH「出ねーわ。」
放課後
結局、学校に来なかったAに電話をかけた
一向に繋がりそうにない機械音
ジミナの表情が曇る
なんだよ
昨日あんだけくだらねー惚気聞かせといて、今日は無視かよ
JM「なんかあっt…」
TH「家行くぞ」
JM「え？」
驚いた表情のジミナを置いて、リュックを肩にかけた
ジリジリとうっとおしいくらいの日差しのせいで
おれたちに何にも言わねえAのせいで
いらいらしてた、なんか熱かった
肌に纏わり付く変な汗が、ますますおれの気持ちを不快にさせた
〜
TH「ここだった？」
JM「知らないよ…テヒョンが知ってるって言ったじゃん」
TH「一回しか行ったことねーし」
って言っても、さんにんで遊んだあとに彼女ん家に呼ばれて、そのついでに送っただけだから
あんま覚えてねーんだわ、正直
おそらくここであろう家の前でどっちがインターホン押すかどうかで言い合ってた時
�爐△痢△Δ舛砲覆鵑�用すか��
それはそれは綺麗な顔の男の子が
�猊埒貝瓩箸いΩ斥佞鯏修衂佞韻燭茲Δ粉蕕任�れたちを見てた
TH「うお、だれ？」
「いや、そちらこそ」
JM「もしかして、Aの弟？」
ジミナがそう言って、Aがたまーーに出す、ぐうという名前を思い出した
「あーヌナの…」
と、今度は�犒�悪�瓩抜蕕暴颪い討△辰�
表情にすぐ出るなこの子、おれみたい
なんて思ったのは束の間、弟はおれたちを無視して、家に入ろうとした
TH「ちょちょちょ、待て」
慌てて引き留めて、めんどくさいという言葉がぴったりな顔で振り返る弟に
おれの得意のおねだり顔で
TH「家に入れて欲しいな」
はあと、が付きそうな勢いで言ったのに
「いまはやめたほうがいいと思いますよ」
くっそ、ガン無視かよ
JM「何か知ってる？電話も繋がらなくて、心配で来たんだけど」
ジミナがそう言って
弟は黙った
「わかんないですけど、今朝…」
TH「今朝？」
言葉を詰まらせた弟
何か躊躇ってるように間が空いた
「泣いてました」
呟くようにそう言って
おれは、ぽかん。とした
泣く？なんで？
思考が停止したおれとは反対に
ジミナは、うんそっか。っていう表情で俯いた
わかんねーよ
Aが感じてる泣くほどの気持ちも
ジミナの考えてることも。
夕焼けの光に照らされた弟が
家に入る後ろ姿をただぼーっと見つめてた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ray(プロフ) - ぽんずさん» ありがとうございます！楽しんでくださる方がいて嬉しい限りです^ ^ (2020年9月12日 14時) (
レス) id: 6deec65d7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 言葉選びが素敵で、ストーリーも楽しみにしてます！ (2020年9月12日 2時) (レス) id: bbaf3f1256 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ray | 作成日時：2020年8月15日 20時
